おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.44%高の39,056.39と6日続伸、NASDAQは0.18%安の16,302.76と続落、S&P500は0.00%安の5,187.67と5日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.498%と4bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.841%と1bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル155.572円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル79.17ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.12%高の4,790.38と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,380 △170、CME日経平均先物は38,425 ▼290となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.05%高、FINANCIALSが0.40%高、TECHNOLOGYが0.23%高となるなど4セクターが上昇した一方で、REAL ESTATEが0.90%安、BASIC MATERIALSが0.44%安、CONSUMER CYCLICALが0.41%安となるなど7セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

明日のSQ値算出を前に先物主導の展開となる場面もありそうですが、そこまで大きな振幅にはならない方向感のない展開となることを想定しています。

 

ただ、個別銘柄においては決算内容をカタリストに大きく動く銘柄が多いものと思われ、ポートフォリオに属する銘柄であれば評価額も大きく動く展開が続きそうです。

 

傾向としては、春闘での組合の要求に対する満額回答など社員に対する利益還元姿勢に加え、株主に対しても増配などで報いる企業が多い印象で、ステークホルダーに対する積極的な還元姿勢が見られ概ね好印象との受け止めが多いように感じます。

 

まだ多くの企業の決算発表が控えているため断言はできませんが、こうした傾向が続くのではないかと考えています。