こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIX、東証グロース市場250指数は反落、東証REIT指数は5日ぶりに反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨日上昇をけん引した値がさ半導体関連銘柄を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均株価、TOPIXともに昨日の上昇分を上回る下落となりました。

 

また、米長短期金利の低下傾向を受け、新興市場では逆行高する銘柄が多く東証小型株指数も底堅い動きとなりましたが、大引けにかけて売り物に押され、下落率は相対的に小さかったものの全体相場につられ軟調でした。

 

決算発表が道半ばであることやSQ週と言うこともあり、全体相場の動向も不安定な値動きが続いています。

 

決算発表が終了する5月15日(Wed.)までは個別銘柄も含め、全体相場も不安定な値動きが続くもかもしれません。

 

さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2024/5/2申込み現在)」が発表されました。

 

まず、先週5月第1週(4/30~5/2)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

05/07    38,636.23    38,863.14    38,541.97    38,835.10    +599.03
05/02    38,004.01    38,355.60    37,958.19    38,236.07    -37.98
05/01    38,107.38    38,433.34    38,036.24    38,274.05    -131.61
04/30    38,312.66    38,608.17    38,182.11    38,405.66    +470.90
04/26    37,725.61    38,097.54    37,550.70    37,934.76    +306.28

 

そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。

 

 

 

信用買残高は495億円(前の週比1.05%)減少して4兆6,836億円、信用売残高は227億円(前の週比3.39%)増加して6,923億円となっています。

 

信用買残高の増加傾向が、相場が大きな調整局面を迎えた4月第3週まで4週連続で続いていましたが、短期的な戻り局面となった先々週4月第4週末から2週連続で改善傾向を示しています。

 

信用買残高を信用売残高で割った信用倍率も1994年12月以降で最高水準となった4月第3週から比較すると2週連続で改善していることは、今後の需給を見るうえではプラス材料と言えそうです。

 

また、昨日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、4月第4週(4/22~4/26)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先々週4月第4週(4/22~4/26)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比
04/30    38,312.66    38,608.17    38,182.11    38,405.66    +470.90
04/26    37,725.61    38,097.54    37,550.70    37,934.76    +306.28
04/25    38,065.91    38,129.53    37,604.23    37,628.48    -831.60
04/24    37,871.92    38,460.08    37,857.47    38,460.08    +907.92
04/23    37,797.06    37,817.78    37,397.27    37,552.16    +113.55
04/22    37,240.93    37,511.80    37,052.63    37,438.61    +370.26
04/19    37,724.47    37,749.48    36,733.06    37,068.35    -1,011.35

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

 

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、海外投資家(2,029億円)、信託銀行(1,707億円)、事業法人(544億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、個人(1,921億円)、投資信託(1,412憶円)、証券会社自己売買部門(438憶円)などでした。

 

2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:4兆803億円の買い越し

法人:9兆6,168億円の売り越し(そのうち信託銀行が9兆2,559億円の売り越し)

個人:3兆5,615億円の売り越し

海外投資家:9兆5,921億円の買い越し

 

となっています。

 

なお、先週5月第1週(4/30~5/2)の投資部門別株式売買状況は、5月10日(Fri.)15:00に発表予定となっています。

 

日経平均 38,202.37 ▼632.73(-1.63%)

 

TOPIX      2,706.43 ▼39.79(-1.45%)

 

売買代金(東証プライム) 4,697,284百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  93.81  値上がり銘柄数 467  値下がり銘柄数 1,130

 

---------------------------------------------------------

 

売買結果

 

---------------------------------------------------------

 

本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。