おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.11%安の38,460.92と5日ぶりに反落、NASDAQは0.10%高の15,712.75と3日続伸、S&P500は0.02%高の5,071.63と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.644%と4bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.931%とほぼ変わらずでした。

 

ドル円は、1ドル155.206円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル82.90ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.06%高の4,526.20と3日続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,060 ▼380、CME日経平均先物は38,185 △270となっています。

 

 

S&P500セクター別では、INDUSTRIALSが0.79%安、HEALTHCAREが0.25%安、FINANCIALSが0.13%安となるなど4セクターが下落した一方で、CONSUMER DEFENSIVEが0.93%高、UTILITIESが0.59%高、CONSUMER CYCLICALが0.50%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

米長期金利の上昇を受け、ドル円は一時1ドル155.37円をつけるなど1990年6月以来約34年ぶりのドル高円安水準となり、また対ユーロでも一時1ユーロ166.20円をつけ2008年8月以来約16年ぶりのユーロ高円安水準となっており、円の独歩安となっています。

 

この円安を巡って本日の東京株式市場は動くものと考えられますが、最近の傾向として一概に海外売上比率の高い銘柄が買われる展開とはならないようなので、どう動くかはふたを開けてみないと分からないというのが正直なところです。

 

寄り付き前の日経平均先物が38,000円に近い水準となっていることからも、日経平均株価は38,000円の節目を意識した展開が想定されます。

 

決算内容を材料とした銘柄や株価指数に連動しにくい小型株などが物色対象となりそうです。

 

また、SOX指数が続伸していることもあり、半導体関連銘柄の動向に注目が集まりそうです。