こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIXは4日ぶりに反発、東証グロース市場250指数は6日ぶりに反発、東証REIT指数は3日ぶりに反落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円が昨日東証大引け時よりもドル安円高基調で推移していることなどを嫌気して、日経平均株価は大証ナイトの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きましたが、昨日まで連日で下落していたこともあり自律反発の動きが小型株を中心に出始めるとプラスに転じる銘柄が多くなり、結局全面高商状で取引を終えました。
ただ、前日までの下落率に対しての反発力は鈍く、明日は週末と言うこともありこの流れが継続するかどうかは不透明で、単なる揺り戻しの域を脱していないとの見方もありそうです。
さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、4月第2週(4/8~4/12)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。
まず、先週4月第2週(4/8~4/12)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
04/15 39,056.93 39,232.80 38,820.95 39,232.80 -290.75
04/12 39,722.02 39,774.82 39,457.73 39,523.55 +80.92
04/11 39,090.68 39,473.48 39,065.31 39,442.63 -139.18
04/10 39,582.33 39,708.70 39,510.48 39,581.81 -191.32
04/09 39,496.95 39,773.13 39,476.13 39,773.13 +426.09
04/08 39,391.98 39,617.36 39,197.00 39,347.04 +354.96
04/05 39,237.39 39,274.76 38,774.24 38,992.08 -781.06
そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。
東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、海外投資家(6,137億円)、信託銀行(404億円)、事業法人(279億円)などでした。
一方で、売り越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(4,057億円)、個人(2,371憶円)、生保・損保(363憶円)などでした。
2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、
証券会社自己売買部門:4兆5,043億円の買い越し
法人:9兆7,120億円の売り越し(そのうち信託銀行が9兆4,226億円の売り越し)
個人:4兆2,446億円の売り越し
海外投資家:9兆9,509億円の買い越し
となっています。
信託銀行は、1月第1週こそ61億円と小幅に買い越して、1月第2週に売り越しに転じたあと4月第1週まで13週連続で累計4兆9,365億円の大幅売り越しとなっていましたが、先週14週ぶりに小幅ですが買い越しに転じています。
新年度入りして大幅に1兆円を超える買い越しに転じた海外投資家でしたが、先週も6,000億円を超える大幅な買い越しでした。
生保・損保は期初の益出し売りか政策保有株の放出と言ったところでしょうか、7週連続の売り越しとなっています。
一方で、個人の現金・信用取引数値を見てみると、現金は売り越し、信用は買い越しとちぐはぐな状況になっています。
現物を売って信用余力を上げて、信用で買っているのでしたら短期的には売り圧力として働きそうです。
日経平均 38,079.70 △117.90(+0.31%)
TOPIX 2,677.45 △14.30(+0.54%)
売買代金(東証プライム) 4,059,001百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 112.08 値上がり銘柄数 1,397 値下がり銘柄数 224
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。