こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは3日続落、東証グロース市場250指数は5日続落、東証REIT指数は続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価、TOPIXともに前日終値比プラスで寄り付きましたが、上値の重さが意識されると大引けまで売り物がちの展開が継続し、両指数ともに安値引けとなりました。

 

昨日東証から発表のあった先週末時点での信用取引残高で、2006年7月以来およそ18年ぶりの高水準を更新した信用買残高が、需給の緩みを誘発し、上値の重い原因の一つとなっているようです。

 

また、日米ともに長期金利の上昇がPERの低下を招き、相対的な株式の割高感が修正されているようです。

 

長短期金利の上昇もここ二日間は収益改善を期待した金利敏感業種の追い風になることはなく、銀行業、保険業ともに軟調な推移となっています。

 

また、1ドル154円台後半まで進んだドル高円安も、金融当局の為替介入への警戒感もあり、海外売上比率の高い銘柄への物色意欲の低下につながっているように感じます。

 

一方で、レゾナックHD、重工、フジクラなど収益改善が確認された銘柄やテーマ株に逆行高するものも散見され、悲観一辺倒でもない微妙な投資環境が続いています。

 

とは言え、3月期末の権利落ちから需給が緩んだところで4月下旬から始まる今期の決算見通しが発表されるまではもともと様子見姿勢が強まることやポジション調整が起こりやすいので調整色の強い展開も致し方ないことかもしれません。

 

日経平均株価はチャート的にはネックラインを割り込み短期的なダブルトップ形成で36,000円台前半までの調整も視野に入れるところまで来ました。

 

信用買残高の推移からも高値掴みの傾向がみられる現在、短期投資家の出口戦略に注目が集まりそうです。

 

日経平均 37,961.80 ▼509.40(-1.32%)

 

TOPIX      2,663.15 ▼33.96(-2.04%)

 

売買代金(東証プライム) 4,502,472百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  102.25  値上がり銘柄数 226  値下がり銘柄数 1,388

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。