おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは1.24%安の37,983.24と5日続落、NASDAQは1.62%安の16,175.09と反落、S&P500は1.46%安の5,123.41と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.517%と7bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.894%と6bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル153.267円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル85.45ドルと下落しました。

 

SOX指数は、3.29%安の4,745.05と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,850 ▼700、CME日経平均先物は39,865 ▼770となっています。

 

 

S&P500セクター別では、BASIC MATERIALSが1.77%安、TECHNOLOGYが1.64%安、CONSUMER CYCLICALが1.61%安となるなど全11セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で大幅に下落して寄り付きそうです。

 

金利引き下げの前提が覆されていく経済指標の発表が相次ぐ中、米国株式市場では楽観論が後退し、主要3指数がそろって率にして1%以上の比較的大きな下げに見舞われました。

 

そうした中、東京株式市場では日経平均株価が4月5日(Fri.)に付けた直近安値38,774.24円をうかがう水準まで大証ナイトの日経平均先物が下落してきています。

 

3月中旬にも38,000円台後半でもみ合った場面もあったので、ひとまずはその辺りで一旦揉み合う展開を想定しています。

 

外国為替市場では為替介入への警戒感がくずぶる中で1ドル153円台前半で安定的に推移していることもあり、米国株安以外の下落材料が今のところは見当たらないため、下値も限定的となるのではないかと考えています。

 

一方で、株主還元策を発表した銘柄でもその後の展開は二極化しており、株主優待などではなく所有株数に左右されない全ての投資家に恩恵の及ぶ自社株買いや増配などを発表する銘柄は概ね好反応を示していることから、今後もそうした銘柄が買われる展開が継続しそうです。