おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.60%安の39,566.85と3日ぶりに反落、NASDAQは0.11%高の16,396.83と反発、S&P500は0.20%安の5,243.77と3日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.312%と11bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.712%と9bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル151.616円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル83.94ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.16%高の4,962.10と3日続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,950 △80、CME日経平均先物は39,985 ▼375となっています。

 

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが1.46%高、ENERGYが0.79%高、TECHNOLOGYが0.23%高と3セクターが上昇した一方で、REAL ESTATEが1.77%安、HEALTHCAREが0.88%安、INDUSTRIALSが0.79%安となるなど8セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨日は機関投資家の期初の益出しと言う需給要因で下落したとのことで、しばらくは継続するとの観測もあるため、下押し要因として意識しておいた方がよさそうです。

 

また、3月権利落ちを通過したことで権利取りを理由に買いポジションを抱えていた向きの戻り待ちの売りも引き続き需給を悪化させそうです。

 

昨日は月曜日と言うこともあり、比較的薄商いの中売りが売りを呼ぶ展開となった面もあったと考えられるので、本日は下値模索の展開となった場合にはどこまで押し目が入るかをみるにはいい一日となりそうです。

 

3月権利落ちを通過したばかりの現在はインカムゲイン狙いの買いも入りづらいと思われ、さらに政策保有株の放出などの需給悪化要因も重なれば、当面下押し要因として機能しそうです。

 

そうした懸念を払しょくするような自社株買いなど株主還元策が今期の決算見通しでアナウンスされるかどうかに注目しています。