こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価は3日続落、TOPIXは反落、東証グロース市場250指数は4日続落、東証REIT指数は続落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことやドル円がドル高円安基調で推移していることなど好材料がそろったにもかかわらず、権利落ち日にあたることから需給要因が大きく影響し、日経平均株価、TOPIXともに比較的大きな下落となりました。

 

また、東証プライム市場では全体の8割を超す数の銘柄が下落し、全面安商状となりました。

 

一方で、今回の権利落ちに該当しない銘柄や無配銘柄、そもそも配当利回りが低い値がさハイテク銘柄の一角には買い物が入り、上昇したようです。

 

歴史的な高値圏にある中、配当落ち分を埋めるような動きは限られましたが、かと言って売りが売りを呼んで大幅に下落するような動きも見られず、平均的な相場展開だったように感じられます。

 

明日は四半期末や年度末が重なる週末のため、リバランス目的の売買が多くなりそうで、それに加えてヘッジ目的の売買なども絡んで、比較的大きな商いとなるのではないかと考えています。

 

また、名実ともに2023年年度末相場の最終日にあたるため、ドレッシング的な売り買いもみられるかもしれません。

 

一方で、米国株式市場が3月29日(Fri.)がGood Fridayの祝日で休場となるため、東京株式市場でヘッジ的な動きも見られるかもしれないことには注意しておいた方がいいかもしれません。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、3月第3週(3/18~3/22)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週3月第3週(3/18~3/22)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

03/25    40,798.96    40,837.18    40,414.12    40,414.12    -474.31
03/22    40,942.88    41,087.75    40,714.14    40,888.43    +72.77
03/21    40,511.55    40,823.32    40,452.19    40,815.66    +812.06
03/19    39,622.58    40,003.60    39,407.50    40,003.60    +263.16
03/18    38,960.99    39,769.11    38,935.47    39,740.44    +1,032.80
03/15    38,548.16    38,808.68    38,519.94    38,707.64    -99.74

 

中銀ウィークとなった先週は、日銀政策決定会合とFOMCの両中央銀行の政策判断が概ね市場予想に沿った内容であったことを好感し、日経平均株価、TOPIXともに大きく上昇し、金曜日には日経平均株価はザラバ、終値ともに史上最高値を更新しました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

 

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(9,265億円)、海外投資家(828億円)、投資信託(92億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、個人(8,730億円)、信託銀行(676憶円)、証券会社(295憶円)などでした。

 

昨年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:5兆3,511億円の買い越し

法人:8兆936億円の売り越し(そのうち信託銀行が8兆1,291億円の売り越し)

個人:5兆24億円の売り越し

海外投資家:8兆3,094億円の買い越し

 

となっています。

 

今年に入って、個人は3週連続売り越し、3週連続買い越し、3週連続売り越しときて、再度2週連続で買い越しに転じていましたが、先週はその2週間分を上回る大幅な売り越しとなりました。

 

その結果、今年に入ってからのトータルでは1兆3,869億円の大幅売り越しとなっています。

 

投資信託に関しては、1月第1週こそ43億円の買い越しとなっていましたが、1月第2週から10週連続で売り越しが継続していましたが、先週は11週ぶりに買い越しに転じました。

 

また、信託銀行は、1月第1週こそ61億円と小幅に買い越していますが、1月第2週に売り越しに転じたあと3月第3週まで11週連続で累計3兆6,026億円の大幅売り越しとなっています。

 

ただ、売り越し額は前2週間の売り越し額の10分の1程度まで縮小してきており、年金基金のリバランス売りも峠を越えたことが確認されました。

 

日経平均 40,168.07 ▼594.66(-1.46%)

 

TOPIX      2,750.81 ▼48.47(-1.73%)

 

売買代金(東証プライム) 4,913,440百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  115.85  値上がり銘柄数  228  値下がり銘柄数  1,400

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。