こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価は3日続伸、TOPIXは5日続伸、東証グロース市場250指数は3日ぶりに反落、東証REIT指数は続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、週末と言うこともあり高値圏でのもみ合いとなりましたが、米国高やドル高円安など外部環境の好調さを受け、大型株が買われる展開が継続したことで日経平均株価、TOPIXともに続伸して取引を終えました。

 

昨日も日経平均株価は史上最高値を更新し、さらに直近高値も更新してきたこともあり先高観が高まったことで、週末にも拘わらずザラバ、終値ともに史上最高値を更新しました。

 

ただ、昨日もそうですが、東証プライム市場だけ見ても三分の一ほどの銘柄が下落しており、全面高商状と言った雰囲気にはなっていません。

 

ただ、適度に利益確定売りをこなしながら上昇しているとも言え、考えようによってはゴルディロックス、適温相場が続いているとも言えます。

 

来週は早いもので3月期末、多くの企業が年度末を迎えます。

 

個人的にも2024年が始まって最初の四半期を終え、一つの区切りを迎えます。

 

権利落ちがどこまで大きくなるかはふたを開けてみなければ分かりませんが、全体相場の好調さに牽引され、かなり貯金が出来ているので昨年末時点の資産価格を下回ることはなさそうです。

 

また、3月期末で確定するインカムゲインが今年のキャッシュフローの大半を決定するので生活がかかっているとも言えます。

 

うまく物価高を吸収できるだけのキャッシュフローの増加が目論見通り達成されるかは年末まで待たないと分かりませんが、1Q経過時点ではほぼ想定通りの展開となりそうです。

 

実際のキャッシュが入金される6月、つまり2Q経過時にも想定通りの展開となっているかどうかは、PFの構成銘柄の今期の決算次第といったところでしょうか。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、3月第2週(3/11~3/15)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週3月第2週(3/11~3/15)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

03/18    38,960.99    39,769.11    38,935.47    39,740.44    +1,032.80
03/15    38,548.16    38,808.68    38,519.94    38,707.64    -99.74
03/14    38,591.73    38,840.33    38,400.17    38,807.38    +111.41
03/13    39,059.95    39,147.80    38,452.57    38,695.97    -101.54
03/12    38,470.39    38,841.80    38,271.38    38,797.51    -22.98
03/11    39,232.14    39,241.28    38,496.66    38,820.49    -868.45
03/08    39,809.56    39,989.33    39,551.60    39,688.94    +90.23

 

先週は、ドル安円高の流れに一服感がでてはいたものの日銀金融政策決定会合やFOMCを翌週に控え警戒感から調整色の強い展開となりました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

 

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、個人(4,549億円)、証券会社自己売買部門(2,962億円)、事業法人(1,460億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、信託銀行(6,822億円)、投資信託(1,755憶円)、海外投資家(502憶円)などでした。

 

昨年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:4兆4,246億円の買い越し

法人:8兆51億円の売り越し(そのうち信託銀行が8兆615億円の売り越し)

個人:4兆1,294億円の売り越し

海外投資家:8兆2,265億円の買い越し

 

となっています。

 

今年に入って、個人は3週連続売り越し、3週連続買い越し、3週連続売り越しときて、再度2週連続で買い越しに転じています。

 

投資信託に関しては、1月第1週こそ43億円の買い越しとなっていましたが、1月第2週から10週連続で売り越しが継続しており、株高を背景に投資信託から資金が流出していることが分かります。

 

また、信託銀行も、1月第1週こそ61億円と小幅に買い越していますが、1月第2週に売り越しに転じたあと3月第1週まで10週連続で累計3兆5,350億円の大幅売り越しとなっており、先週は今年最大の6,822億円も売り越しています(その前の週も6,811億円売り越し)。

 

年度末が近づく3月に入り、年金資金やアクティブファンドからはリバランスの売りが継続的に出ていることが推測され、金額ベースでみてもかなりの売り越し金額となっています。

 

日経平均 40,888.43 △72.77(+0.18%)

 

TOPIX      2,813.22 △17.01(+0.61)

 

売買代金(東証プライム) 5,248,073百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  130.40  値上がり銘柄数  1,083  値下がり銘柄数  521

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。