おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数はそろって上昇しました。

 

NYダウは0.61%高の39,005.49と続伸、NASDAQは1.54%高の16,265.64と3日ぶりに反発、S&P500は1.12%高の5,175.27と3日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.153%と5bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.584%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル147.570円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル77.97ドルと下落しました。

 

SOX指数は、2.09%高の4,992.51と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,870 △380、CME日経平均先物は38,880 △700となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.99%安、REAL ESTATEが0.36%安、ENERGYが0.16%安となるなど4セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが2.54%高、COMMUNICATION SERVICESが1.17%高、CONSUMER CYCLICALが0.99%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨日の東京株式市場は、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数は軟調だったものの多くの銘柄が上昇し、前場で底入れした雰囲気でした。

 

両指数ともに短期の25日MAにサポートされる形で陽線で終えており、スピード調整を終え戻りを試す一日となりそうです。

 

昨日発表された先週末における信用買残高がかなりの高水準にあり、需給面で頭を抑える要因の一つとなりそうで戻りが鈍る、あるいは再度調整基調に転換する可能性も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

 

カレンダー上は3月権利付き最終売買日に向けて、そういった短期投資家のやれやれ売りをこなすだけの買い需要があるかどうかが問われる10営業日となりそうですが、短期投資家と長期投資家ではそもそも売買タイミングが異なるため、両者の売買需要のバランスで今後の展開が決まってきそうです。

 

昨晩の米国株式市場ではSOX指数も大きく反発しており、本日は値がさ半導体関連銘柄やマーケットシンボル的なさくらインターネットや三井E&Sなどの動向も注目されそうです。