おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数はそろって上昇しました。

 

NYダウは0.34%高の38,791.35と続伸、NASDAQは1.51%高の16,273.38と続伸、S&P500は1.03%高の5,157.36と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.089%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.503%と6bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル147.987円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル79.46ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、3.36%高の5,165.83と続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,530 ▼70、CME日経平均先物は39,740 ▼590となっています。

 

 

S&P500セクター別では、REAL ESTATEが0.15%安、REAL ESTATEが0.05%安と2セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが1.89%高、COMMUNICATION SERVICESが1.84%高、BASIC MATERIALSが1.22%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価はCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨日日経平均株価はドル安円高進行を受け今年最大の下げ幅を記録するなど調整色の強い相場展開でしたが、本日も寄り付きごろを高値に同様の展開となるかどうかが注目されそうです。

 

昨日大引け後に外国為替市場ではドル高円安がさらに進行し、1ドル148円を若干下回った水準での推移となっています。

 

昨日同様金利敏感業種や円高メリット業種が上昇する一方で、海外売上高比率の高い銘柄が多く属する業種が下落するのか、あるいは週末要因で昨日とは逆の動きとなるのかにも注目したいと思います。

 

いずれにせよ、日米ともに歴史的な高値圏にある現在はある程度の調整も仕方なく、大事なのはその後の展開が上昇基調に沿ったものかどうかにあると思います。

 

米短期金利が低下傾向にあることでドル高円安基調となりやすい一方で、米国株式市場では株式が選好されやすいため、両者の綱引きが今後東京株式市場に傾向としてどう影響してくるのかにも注目していきたいと思います(特に両中銀の金融政策が逆方向に向くことが相対されるため金利差が縮小する傾向が強まることが想定されるため)。