こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価は続落、TOPIXは続伸、東証グロース市場250指数は3日続伸、東証REIT指数は反発しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなどを嫌気し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きました。
寄り付き直後にその日の安値をつけた日経平均株価は趨勢的に下げ幅を縮める展開となり、14:00過ぎにはプラス圏に顔を出す時間帯もありましたが、小幅に下落した水準で取引を終えました。
一方でTOPIXは9:30ごろにはプラス圏に顔を出し、その後もプラス圏を維持したまま大引けを迎えました。
指数が趨勢的に上昇基調を辿る中、個別銘柄も小型株を中心に切り返す銘柄が続出し、東証プライム市場では一時1,200を大きく超える銘柄が上昇しました。
大引けにかけて前日比変わらずや値下がりに転じる銘柄も見られましたが、全市場で値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回る活況相場となりました。
寄り付き後しばらくは軟調な展開となっていた東エレクやアドテストなど日経平均採用値がさ半導体関連銘柄も終値ではプラスとなっており、低バリュエーション銘柄が選好された本日の相場の中で、腰の強い相場展開となりテーマ株に加えて物色の広がりが相場の底上げ機運を高めた一日となりました。
そんな中、出遅れ修正の一日となったことから資産評価額が過去最高となった個人投資家も多くいるものと思われ、資金の好循環が起きていることが推測されます。
短期投資家、長期投資家ともに資産評価額を増やせる相場展開となってきています。
ただ、長期投資家目線で投資した方が、日々の騰落の凸凹を均す効果に加え、上昇トレンドの波に乗った銘柄が資産評価額の上昇を牽引し、上昇トレンドの銘柄を売って下降トレンドの銘柄に乗り換えるよりは資産増加率が高まっているように感じます。
また、上昇トレンドの銘柄数が下降トレンドの銘柄数を下回ることにより、リバランスによる分散効果が逆回転してしまい、かえってパフォーマンスを落としてしまう確率が高まっているように思います。
そうした事態に陥っているかどうかを簡単に把握する方法の一つとして、時間軸は任意ですが例えば昨年末の自身のポートフォリオに属する銘柄の所有株数の一覧があれば、それに本日の終値をかけて合計した資産評価額と、本日の資産評価額を比べてみればいいのではと思います。
そうした試算を行い投資手法の見直しを随時行うことで、より理想的な投資手法、ポートフォリオにブラッシュアップしていけるのではないかと考えています。
日経平均 40,090.78 ▼6.85(-0.02%)
TOPIX 2,730.67 △10.74(+0.39%)
売買代金(東証プライム) 5,123,238百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 103.66 値上がり銘柄数 1,200 値下がり銘柄数 402
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。