こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価は3日ぶりに反落、TOPIXは反発、東証グロース市場250指数は続伸、東証REIT指数は反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は昨日終値近辺を挟んで方向感のない展開となりました。

 

急ピッチで上昇してきた日経平均株価が上昇一服となる一方で、TOPIXはザラバ、終値ともにバブル後の高値を更新してきました。

 

そうした動きに歩調を合わせるように、件の一極集中相場は本日は鳴りを潜め物色対象の広がりが感じられた一日となりました。

 

さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2024/3/1申込み現在)」が発表されました。

 

まず、先週2月第4週(2/26~3/1)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

03/04    40,201.76    40,314.64    40,001.55    40,109.23    +198.41
03/01    39,254.69    39,990.23    39,224.64    39,910.82    +744.63
02/29    38,935.53    39,250.12    38,876.81    39,166.19    -41.84
02/28    39,189.22    39,283.95    39,075.47    39,208.03    -31.49
02/27    39,260.78    39,426.29    39,113.03    39,239.52    +5.81
02/26    39,320.64    39,388.08    39,181.03    39,233.71    +135.03
02/22    38,508.07    39,156.97    38,508.07    39,098.68    +836.52

 

前の週の金曜日に日経平均株価がザラバ、終値ともに史上最高値を更新して迎えた先週は、大台突破に伴うデルタヘッジなどデリバティブ取引やリバランスに伴う売買が相場の振幅を増大させ、月末にかけては機関投資家のリバランス売りに押されましたが、月初となった金曜日には週末にも拘わらず日経平均株価は史上最高値を大きく更新しました。

 

そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。

 

 

 

信用買残高は948億円(前の週比2.37%)増加して4兆999億円、信用売残高は1,130億円(前の週比10.65%)減少して9,484億円となっています。

 

明確にバブル期の高値を抜き青天井の様相を呈した先週は、売り方の損失覚悟の買い戻しも見られたようで信用売残高は金額ベースで10%以上も減少しました。

 

この買い戻しのエネルギーが先週日経平均株価を40,000円手前まで押し上げた原因の一つと考えられそうです。

 

ただ、節目を突破した事で先高観が出てきたことや株高で信用余力が膨らんだからか信用買残高が増加傾向で、アベノミクス前の2011年からみてみると最大規模となっていることからみても、資金がうまく回転している間はいいですが、相場が逆回転を始めたときに一気に崩れる可能性もあり、頭の片隅に入れておいた方がいいかもしれません。

 

日経平均 40,097.63 ▼11.60(-0.03%)

 

TOPIX      2,719.93 △13.65(+0.50%)

 

売買代金(東証プライム) 5,387,903百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  105.06 値上がり銘柄数  931  値下がり銘柄数  671

 

---------------------------------------------------------

 

売買結果

 

---------------------------------------------------------

 

本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。