こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価は続伸、TOPIXは3日ぶりに反落、東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発、東証REIT指数は5日ぶりに反発しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きました。

 

寄り付いた後も堅調な値動きを続けた日経平均株価は大引けにかけて上昇幅を縮める場面も見られましたが、一日を通して40,000円の節目を下回ることなく推移した一方で、TOPIXは後場のほどんどの時間帯をマイナス圏で推移し、そのまま取引を終えました。

 

指標間の騰落の違いは個別銘柄の騰落にも大きく表れており、東証プライム市場では日経平均採用の値がさ半導体関連銘柄が活況を呈した一方で、小型低バリュエーション銘柄は見送られる展開となりました。

 

こうした一極集中相場がトレンドとなっている間に、東証プライム市場の25日移動平均ベースの騰落レシオも節目の100を下回ってきています。

 

ある意味過熱感が感じられないまま、指数先行の上昇、象徴的に日経平均株価だけが上昇を続けているように見られますが、先月同様SQ値算出を今週末に控え、現物市場が先物市場の売買の趨勢で増幅されているように感じられます。

 

先々週の裁定取引に伴う現物買いポジションも新型コロナ禍以降では最大の2兆円弱まで急激に上昇しており、こうした動きも一極集中相場に拍車をかけている可能性もあります。

 

 

春闘を控え象徴的に日経平均株価を上昇させ、春闘での賃上げ機運を盛り上げたいのではないか、との官製相場に近い思惑を感じないわけにはいきませんが、それでも日経平均株価がバブル期の高値を超えて推移していることは「株式市場」への参加者を増やす、投資家の裾野を広げる意味もあると思うので、長い目で見れば歓迎すべきことだと考えています。

 

日経平均 40,109.23 △198.41(+0.50%)

 

TOPIX      2,706.28 ▼3.14(-0.12%)

 

売買代金(東証プライム) 5,387,903百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  98.83 値上がり銘柄数  426  値下がり銘柄数  1,195

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。