おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数はそろって上昇しました。

 

NYダウは0.23%高の39,087.38と続伸、NASDAQは1.14%高の16,274.94と続伸、S&P500は0.80%高の5,137.08と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.180%と7bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.533%と9bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル150.100円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル79.81ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、4.29%高の4,929.58と続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は40,190 △190、CME日経平均先物は40,220 △920となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.72%安、FINANCIALSが0.22%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.04%安と3セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが1.78%高、ENERGYが1.17%高、REAL ESTATEが1.08%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

先週末に日経平均株価は大きく上昇し一時は40,000円の大台に迫る勢いで、終値も39,910.82円と大台に肉薄する好位置で取引を終えており、本日はザラバ、終値ともに大台を意識した値動きとなることが期待されます。

 

一方で、一部の大型株や値がさ半導体関連銘柄に売買が集中する一極相場的な物色の偏りも見られ、メジャーSQを今週末に控え先物市場の売買に絡んだ相場との指摘もあります。

 

相場が活況を呈する中、割安に放置されている銘柄も散見され、それはそれで投資機会を提供されており歓迎されるべきことではありますが、指数負けしているアクティブファンドや個人投資家も一定数は存在しているのではないかと推測されます(私も含め)。

 

そういった場面においても市場に振り回されることなく、今までの投資方針に則って現在の相場状況を逆に利用することが出来れば、長期的にはパフォーマンスの「改善」に繋がると考えています。

 

3月期末を前に今期の着地点はほぼ見通せる位置に来ていることから、すでに市場は来期を見据えて行動を始めているのではないかと思います。

 

そういった予測をもとに3月期末に向けて投資行動を起こしていきたいと考えています(もちろん何もせず今のポートフォリオを維持するという選択肢も含めて)。