おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数はそろって上昇しました。

 

NYダウは0.12%高の38,996.39と3日ぶりに反発、NASDAQは0.90%高の16,091.92と反発、S&P500は0.52%高の5,096.27と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.254%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.623%と2bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル150.006円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.30ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、2.70%高の4,726.92と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,310 △50、CME日経平均先物は39,320 △275となっています。

 

 

S&P500セクター別では、HEALTHCAREが0.73%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.29%安、FINANCIALSが0.01%安と3セクターが下落した一方で、COMMUNICATION SERVICESが1.20%高、TECHNOLOGYが1.17%高、CONSUMER CYCLICALが0.90%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円が昨日東証大引け時点に比べドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨日は月末要因に加え場中にドル安円高が進行した事など需給面やファンダメンタルズ面で悪条件が重なった割には腰の強い相場でした。

 

名実ともに3月相場入りする本日は、序盤の堅調な展開でできた貯金が週末要因でどれだけ削がれるかに注目が集まりそうです。

 

カレンダーの並びから最短でメジャーSQが来週3月8日(Fri.)に実施されることになり、いきなり3月第1週から高値波乱の様相を呈するかもしれません。

 

先月のマイナーSQ週にはSQ値算出直前日の木曜日に日経平均株価は大幅高を演じ、1990年2月20日以来の高値を更新しました。

 

2月SQ値は今の水準からするとはるかに下の37,018.07円だったことから3月SQ値はそれを割り込むことは現時点ではなさそうなので、相場は現状のトレンドにそった値動きのまま来週も推移しそうです。

 

来週は先物主導で上方向に仕掛けられる場面もあるかもしれないのでポートフォリオのメンテナンスなどにも気を配っておいた方がいいかもしれません。

 

本日は週足始値39,320.64円、高値39,426.29円あたりを目途にザラバ、終値での史上最高値を更新できるかどうかにも注目しています。