おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数はまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.25%安の38,972.41と続落、NASDAQは0.37%高の16,035.40と3日ぶりに反発、S&P500は0.17%高の5,078.18と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.303%と2bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.693%と4bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル150.510円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.52ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.18%安の4,654.89と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,280 △10、CME日経平均先物は39,290 ▼50となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.43%安、HEALTHCAREが0.27%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.02%安と3セクターが下落した一方で、UTILITIESが1.89%高、COMMUNICATION SERVICESが1.03%高、BASIC MATERIALSが0.35%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は昨日終値近辺での寄り付きとなりそうです。

 

本日も外部要因では特段の材料に乏しい中、高値揉み合い商状となることを想定しています。

 

先週末時点における信用取引残高が昨日発表されましたが、相場の盛り上がりを背景に信用買残高、信用売残高ともに先々週末時点よりも増加していました。

 

相場に厚みが出てくるという意味では歓迎されますが、将来的な波乱要因の一つになるため相場が揉み合っている間にうまく反対売買を消化していってほしいものです。

 

今週に入って規模別では小型株、バリュエーションで言えば低バリュエーション銘柄が循環的に物色されているように感じます。

 

物色対象の広がりが相場に厚みをもたらしており、息の長い上昇となる下地ができつつあるように感じています。

 

本日も同様の傾向が継続し、指数的には足踏み状態ではあるものの個別では物色対象となる銘柄が多くなる展開を想定しています。