おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数はそろって下落しました。

 

NYダウは0.16%安の39,069.23と4日ぶりに反落、NASDAQは0.13%安の15,976.25と続落、S&P500は0.38%安の5,069.53と4日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.281%と4bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.731%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル150.670円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル77.60ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.05%高の4,663.47と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,350 △120、CME日経平均先物は39,295 ▼175となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.32%高、CONSUMER CYCLICALが0.23%高、TECHNOLOGYが0.03%高と3セクターが上昇した一方で、UTILITIESが2.10%安、COMMUNICATION SERVICESが2.09%安、REAL ESTATEが1.14%安となるなど8セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は昨日終値近辺での寄り付きとなりそうです。

 

米国株式市場では高値もみ合いの展開となっていましたが、東京株式市場でも上昇ピッチが速かったこともあり、本日は同様の展開となることを想定しています。

 

一方で、SOX指数が上昇して還ってきていることから、昨日軟調だった半導体関連銘柄が息を吹き返す展開となれば、東エレクやアドテストなど日経平均採用値がさ株の上昇を通じて堅調な地合いとなる場面もありそうです。

 

また、昨日見られたような物色対象の広がりが本日も継続すれば、指数軟調、個別堅調といった展開も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

 

いずれにせよ、大きく調整を促すような材料も見当たらないことから、本日は高値もみ合いの展開となりそうです。

 

個別銘柄では、本日は2月本決算、8月中間決算銘柄の権利付き最終売買日ですので、流通系などの業種に属する銘柄には権利取りの動きがでるかもしれません。