おはようございます。

 

先週木曜日の米国株式市場は、主要3指数はそろって上昇しました。

 

NYダウは1.18%高の39,069.11と続伸、NASDAQは2.96%高の16,041.62と4日ぶりに反発、S&P500は2.11%高の5,087.03と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.320%とほぼ変わらずでした。米国債2年物利回りは、4.714%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル150.529円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.34ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、4.97%高の4,667.37と5日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,450 △330、CME日経平均先物は39,445 △1,045となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.77%安と1セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが4.35%高、CONSUMER CYCLICALが2.19%高、COMMUNICATION SERVICESが1.61%高となるなど10セクターが上昇しました。

 

先週金曜日の米国株式市場は、主要3指数はまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.16%高の39,131.53と3日続伸、NASDAQは0.28%安の15,996.82と反落、S&P500は0.03%高の5,088.80と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.248%と8bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.688%と3bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル150.513円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル76.57ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.12%安の4,615.03と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,450 △330、CME日経平均先物は39,470 △15となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.58%安、CONSUMER CYCLICALが0.34%安、TECHNOLOGYが0.27%安となるなど4セクターが下落した一方で、UTILITIESが0.71%高、BASIC MATERIALSが0.58%高、INDUSTRIALSが0.50%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、2営業日分の米国株式市場で主要3指数がトータルでそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

先週末に東京株式市場で日経平均株価が史上最高値を更新する中ブレークドリブンの買いも入ったものとみられ大引けにかけて上昇していたため、週末要因を吸収した形となり、連休明けの本日は需給的にはイーブンか若干買い需要が多い程度ではないかと考えています。

 

ただ、同じく先週末に発表された先々週の投資部門別売買動向では、国内勢の売り越し姿勢が明らかとなっており、機関投資家などの年初来の運用が日経平均株価やTOPIXなどのインデックスに割負けしている可能性があり、今後の運用を考えて日本株のバーセンテージを上げてくる可能性もあるのではないかと思います。

 

日経平均株価は史上最高値を更新する一方で、TOPIXはまだ史上最高値を更新するには距離を残しており、両指数がそろって史上最高値を更新して初めて真のバブル超えを果たしたと言えそうです。

 

日経平均株価の構成銘柄は当時とは大きく入れ替わっているため、単純には比較はできないとは思いますが、マーケットシンボルとして市場センチメントを明るくする意味で先週末での史上最高値更新はニュースバリューが高かったのではないかと思います。

 

これまでの高値を抜いてきた場合は上昇基調が強まる場合もあれば、ある程度上がった後は利益確定売りなどに押されて一旦下を目指すものの前回高値がレジスタンスラインとして機能して再度上を目指す展開となることが期待されます。

 

いずれにせよ日経平均株価は高値ブレーク、TOPIXは高値トライとステージは違いますが、このねじれが今後どういった相場展開を生むのか注意深く見守りたいと思います。