こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価は4日ぶりに反発、TOPIXは3日ぶりに反発、東証グロース市場250指数は3日続落、東証REIT指数は3日ぶりに反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、米国の時間外取引でNVIDIA株が大きく上昇したことを受けCME日経平均先物が38,000円台後半まで値を上げていたことを受け、日経平均株価はGUして寄り付くと週末にも拘わらずザラバ、終値ともにバブル後の高値を抜き、史上最高値で取引を終えました。

 

週末と言うこともあり、後場は取引中盤にかけ上げ幅を縮める場面もありましたが、大引けにかけては3連休を控えて売り方の買い戻しも交え一段高の展開となり、結局日経平均株価は39,000円の大台を超えた水準で着地しました。

 

ただ、銘柄間で明暗が分かれるような相場展開は本日も継続し、東証プライム市場でも値上がり銘柄数が値下がり銘柄数の2倍程度とざっくり3割程度の銘柄は下落しています。

 

さらに、東証グロース市場では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っており、ドル円がドル高円安基調で推移する中、内需株が劣後した形となっています。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、2月第2週(2/13~2/16)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週2月第2週(2/13~2/16)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

02/19    38,473.41    38,555.84    38,281.70    38,470.38    -16.86
02/16    38,517.37    38,865.06    38,361.55    38,487.24    +329.30
02/15    38,017.83    38,188.74    37,935.36    38,157.94    +454.62
02/14    37,712.87    37,825.85    37,594.47    37,703.32    -260.65
02/13    37,248.36    38,010.69    37,184.10    37,963.97    +1,066.55
02/09    36,915.44    37,287.26    36,807.03    36,897.42    +34.14

 

マイナーSQ明けとなった先週は、3連休後の4営業日と言ったカレンダーの並びとなりましたが、マイナーSQ週となった先々週に先物に対する仕掛け的な動きが現物市場の大幅高を誘発した先々週末に週末要因の売りが通常以上に厚めに入ったからか、3連休明けの火曜日に売り方の買い戻しを交え週初から日経平均株価は1,000円を超す大幅高を演じ、その後一旦はバブル期の最高値をうかがう動きを見せるなどした後軟調な場面も見られましたが38,000円の定着をみせました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

 

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(6,223億円)、海外投資家(2,637億円)、事業法人(663億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、信託銀行(4,523億円)、個人(2,779憶円)、投資信託(970憶円)などでした。

 

昨年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:2兆8,749億円の買い越し

法人:5兆4,209億円の売り越し(そのうち信託銀行が6兆2,233億円の売り越し)

個人:4兆6,766億円の売り越し

海外投資家:7兆7,667億円の買い越し

 

となっています。

 

今年に入って3週連続で売り越しとなっていた個人は、1月第4週、1月第5週、2月第1週と3週連続で買い越していましたが、ついに2月第2週に売り越しに転じました。

 

投資信託に関しては、1月第1週こそ43億円の買い越しとなっていましたが、1月第2週から6週連続で売り越し基調が継続しており、株高を背景に投資信託から資金が流出していることが分かります。

 

また、信託銀行も、1月第1週こそ61億円と小幅に買い越していますが、1月第2週に売り越しに転じたあと2月第2週まで6週連続で累計1兆6,968億円と売りあがっている様子が見て取れます。

 

この株高に乗れていないのは案外国内勢だったりするようです(隣の芝生は青く見える症候群?)。

 

日経平均 39,098.68 △836.52(+2.19%)

 

TOPIX      2,660.71 △33.41(+1.27%)

 

売買代金(東証プライム) 5,562,268百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  107.63 値上がり銘柄数  1,082  値下がり銘柄数  519

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。