おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。
NYダウは0.17%安の38,563.80と続落、NASDAQは0.92%安の15,630.78と続落、S&P500は0.60%安の4,975.51と続落しました。
米国債10年物利回りは、4.275%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.614%と3bp低下しました。
ドル円は、1ドル149.946円とドル安円高基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル76.78ドルと下落しました。
SOX指数は、1.56%安の4,456.87と3日続落しました。
大証ナイトの日経平均先物は38,280 ▼230、CME日経平均先物は38,280 ▼20となっています。
S&P500セクター別では、CONSUMER DEFENSIVEが1.13%高と1セクターが上昇した一方で、TECHNOLOGYが1.27%安、CONSUMER CYCLICALが1.00%安、ENERGYが0.95%安となるなど10セクターが下落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなどを嫌気し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で小幅に下落した水準で寄り付きそうです。
日経平均株価は38,000円台前半での根固めに入りそうですが、米国株式市場でSOX指数が大きく続落していることから日経平均株価採用の値がさ半導体関連銘柄の動向によっては38,000円を下回る場面もあるかもしれません。
一方で、株価指数が軟調な一方で出遅れ気味の中小型低バリュエーション銘柄を拾う動きが継続すれば、相場環境としては良好な状態が継続しそうです。
昨日発表された先週末時点における信用売残高が1兆円を超えてきており、これが一定の下支え要因として機能して大きく下押す懸念は低いと思いますが、逆に仕掛け的な動きが先物市場ででれば下げが加速することにも注意しておきたいところです。
ここまでくれば一度でもいいので日経平均株価がバブル期の高値を抜く歴史的な瞬間を見てみたいものです。