おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.91%高の38,773.12と続伸、NASDAQは0.30%高の15,906.17と続伸、S&P500は0.58%高の5,029.73と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.234%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.578%と1bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル149.950円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.07ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.16%安の4,558.10と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,570 △430、CME日経平均先物は38,610 △510となっています。

 

 

S&P500セクター別では、TECHNOLOGYが0.44%安と1セクターのみ下落した一方で、ENERGYが2.48%高、REAL ESTATEが2.36%高、BASIC MATERIALSが1.88%高となるなど10セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって反発して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

日経平均株価の年初からの上昇第一波を参考にすると、2月7日(Wed.)を起点とすれば確かに39,000円あたりがターゲットにはなりバブル超えとなることが期待されますが、指数先行の感は否めずニュースにはなりそうですが、実態がついていけていないのが現状だと思います。

 

ただ、そうした二極化が進むことで過熱感は感じられない一方で、日経平均株価がマーケットシンボルとして先行して相場のセンチメントの良化は着実に進行しているように感じます。

 

こうしたマーケットのねじれみたいな状況がどう消化されるのか、今後の動向に注目したいところです。

 

長期投資家としては、優良銘柄を安値で拾えていいですが、株価的には調整を余儀なくされていることで資産評価額の伸び率が株価指標の伸び率にアンダーパフォーム気味なことに忸怩たる思いを抱いているのが現状です。

 

そうした状況でも、決算発表が終わり今期の着地点がほぼ確定したことで配当総額及び配当利回りの上昇を目標に、一方で実現益を抑え節税を制約事項としてポートフォリオの改善を目指したいと思います。