こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは反発、東証REIT指数は続落、東証グロース市場250指数は4日続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって反発して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きました。

 

日経平均株価は寄り付いた後は38,000円台を巡る攻防とも言える値動きとなりましたが、一日のうち多くの時間帯で38,000円を上回って推移し、大引けにかけて一段高となり相場の強さを印象付けました。

 

一方で、個別銘柄は決算発表を機に値下がりするものも多くみられ、一部の値がさハイテク銘柄や思惑や需給要因で上昇する銘柄を除いては、最近の傾向どおり値下がり銘柄数が全市場で多くなる一本足相場でした。

 

広く銘柄を見渡してみると昨年来はもとより年初で見ても安値を更新している銘柄も多くみられ、ポートフォリオの構成銘柄次第では昨年末の資産価格を下回っている投資家もいそうな雰囲気です。

 

こうした二極化相場は昨年みられたものとは逆に高PER銘柄が買われ低バリュエーション銘柄が見送られる展開となっており、金融相場に近いものを感じます。

 

ただ、金融相場はどんな銘柄でも買われる中で特に高PER銘柄のパフォーマンスがいいのが特徴なので、高PER銘柄の中でも選別物色が行われていることからも大きな流れでは金融相場から業績相場への移行期に該当するのかもしれません。

 

物価上昇率、期待インフレ率や、日銀の現行の金融緩和政策を考え併せてみれば、実質金利の水準はマイナスであり、それが金融相場的な相場環境を作っているのかもしれません。

 

相場循環が複層構造になっているような感じなので難しくは感じますが、金融当局サイドでYCCの撤廃やゼロ金利解除など大規模金融緩和政策の終了を行うまでは時間的猶予があると思いますので、金融相場から業績相場への揺り戻しはあり得るのではないかと考えています。

 

それにしても最近の偏った相場が一過性のものではなく、日経平均株価が上昇をし始めた2月8日(Thu.)からここまで続くとは想定していませんでした(センチメントはよくなっているのは間違いありませんが)。

 

日経平均 38,157.94 △454.62(+1.21%)

 

TOPIX      2,591.85 △7.26(+0.28%)

 

売買代金(東証プライム) 5,491,961百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  93.80 値上がり銘柄数  505  値下がり銘柄数  1,107

 

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売買結果

 

アルテック 700株(売り255)-10,000(平均買い単価265)

リケンNPR 100株(買い2,598)(平均買い単価1,619)

 

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本日は、総合口座で1銘柄7単位の損切り、1銘柄1単位の買い増しを行いました。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [  -10,000  -   550 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  -10,550  ]

 

となります。