おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.40%高の38,424.27と反発、NASDAQは1.30%高の15,859.15と3日ぶりに反発、S&P500は0.96%高の5,000.62と3日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.261%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.582%と9bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル150.479円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル76.56ドルと下落しました。

 

SOX指数は、2.18%高の4,565.41と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,100 △330、CME日経平均先物は38,090 △405となっています。

 

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER DEFENSIVEが0.19%安、ENERGYが0.17%安と2セクターが下落した一方で、INDUSTRIALSが1.67%高、COMMUNICATION SERVICESが1.42%高、TECHNOLOGYが1.10%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって反発して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

早速切り返してきた米国株式市場の腰の強さを背景に、東京株式市場も戻りを試す展開となりそうです。

 

昨日の下落や中小型株の出遅れから東証プライム市場の25日騰落レシオも100を切ってきており、過熱感が感じられないままスピード調整が短期で終了する可能性が高く、決算発表が一巡し今後は物色対象の広がりが中小型株に広がるかどうかに市場の注目が移りそうです。

 

2週連続で信用取引残高も売り買いともに増えており、先高観先安観が拮抗する中、スルスルと指数先行で上昇しており、業績相場らしく業績の裏付けのある銘柄に腰の据わった資金が流入する流れとなることに期待したいところです。