おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.35%高の38,654.42と続伸、NASDAQは1.74%高の15,628.95と続伸、S&P500は1.07%高の4,958.61と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.026%と15bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.372%と16bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル148.363円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.92ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.31%高の4,336.73と続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は36,400 △280、CME日経平均先物は36,410 △290となっています。

 

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.81%安、REAL ESTATEが1.26%安、BASIC MATERIALSが0.57%安となるなど5セクターが下落した一方で、COMMUNICATION SERVICESが4.69%高、CONSUMER CYCLICALが2.49%高、TECHNOLOGYが1.32%高となるなど6セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

先週末の東京株式市場では、週末要因や1月米雇用統計後の米国債券・株式市場、外国為替市場の動向に対する警戒感から相場全体が伸び悩む結果となりましたが、本日はそういった警戒していた向きの反対売買も交え、再度上値を試す展開となるものと考えられます。

 

一足早く調整局面を迎えていた半導体関連銘柄の動向に注目が集まりますが、SOX指数も上昇しており、一定の買い材料にはなりそうです。

 

日経平均株価の上値の目途は、前営業日の高値36,441.09円、36,500円、終値での昨年来高値36,546.95円、ザラバ高値36,984.51円、37,000円といったところでしょうか。

 

私はあまりアノマリーは信じる方ではありませんが、1月第1週から日経平均株価の推移を見てみると前の週の終値との比較で、能登半島地震や海保機の羽田空港での事故などの影響で大きく下押した大発会を含む1月第1週を除いて、1月第2週から1月第5週までは週明け月曜日の始値が上昇して寄り付く傾向が続いています。

 

こういった現象は、短いスパンでは今回の上昇トレンドの起点となった昨年10月下旬からの週足の推移を見てみても珍しい現象で、単純に言えば前の週末に日経平均株価を買って、次の週の週明けに売れば4週連続で儲かったということです。

 

本日も先週終値よりも高く寄り付きそうなので、これで年明けから5週連続で続くことになります。

 

これを単純に週末のヘッジが多かったのか、年明けの新規資金の流入が小出しで継続しているのか、本当のところは分かりませんが、一つの「傾向」として気にしてはいます。