おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.97%高の38,519.84と反発、NASDAQは1.30%高の15,361.64と3日ぶりに反発、S&P500は1.25%高の4,906.19と3日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、3.877%と4bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.211%と1bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル146.453円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.92ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.46%高の4,280.48と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は36,110 △190、CME日経平均先物は36,255 △380となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.06%安と1セクターのみ下落した一方で、CONSUMER CYCLICALが1.98%高、CONSUMER DEFENSIVEが1.97%高、UTILITIESが1.88%高となるなど10セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

米国株式市場の好転を受けて、本日の東京株式市場は戻りを試す展開となることが期待されます。

 

日経平均株価は36,000円を下回った水準では押し目待ちの買いからか下げ渋る展開が数日続いており、次の段階として上値を試す可能性が高そうです。

 

何度か跳ね返されてきた5日MAも調整が続いている間に36,028.408円まで低下してきており、寄り付きで上回って着地すると逆にサポートラインとして機能することが期待されるため、少なくとも本日は反発を期待したいところです。

 

本日も決算プレーが各所で行われ、局所戦の様相を呈しそうですが、全体相場はどちらを向くのかにも気配りした方がよさそうです。

 

昨日JPXから発表された先週の投資部門別売買動向で、海外投資家は年始から4週連続、個人は4週ぶりに買い越しに転じていることが確認されました。

 

海外勢は日本のパラダイムシフトに資金を投じている可能性が高いため、昨年4月から総額では現物を7兆円近く買い越している一方で、足元で生活している個人は逆に4.6兆円売り越しています。

 

東京都のマンション価格の高騰に見られるように不動産と同じで海外勢の買いにより、日本の資産が買われ手に届かなくなる日が刻一刻と近づいているのかもしれません。