おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。
NYダウは0.35%高の38,467.31と3日続伸、NASDAQは0.76%安の15,509.90と反落、S&P500は0.06%安の4,924.97と反落しました。
米国債10年物利回りは、4.033%と4bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.339%と1bp上昇しました。
ドル円は、1ドル147.559円とドル高円安基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル77.83ドルと上昇しました。
SOX指数は、1.56%安の4,319.99と反落しました。
大証ナイトの日経平均先物は35,930 ▼70、CME日経平均先物は35,930 ▼195となっています。
S&P500セクター別では、FINANCIALSが1.20%高、ENERGYが1.01%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.56%高となるなど6セクターが上昇した一方で、REAL ESTATEが0.91%安、TECHNOLOGYが0.74%安、COMMUNICATION SERVICESが0.71%安となるなど5セクターが下落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。
FOMCの結果発表やパウエルFRB議長の記者会見を今晩に控え、月末と言うこともあり、ポジション調整やヘッジする動きが中心で、日経平均株価は36,000円を挟んだ狭い範囲で方向感のない展開を想定しています。
昨日JPXから発表のあった先週末における信用取引残高では、信用取組の悪化が確認されました。
幸か不幸か36,000円を下回った水準では信用買いが増える一方で信用売りが減ることが想定されるため、大きな下落にはなりにくいのではないかと思います。
逆説的ですが、大きな下落が先物主導などで先行した場合はストップロスの反対売買が考えられるため、下落幅も大きくなりがちであることにも注意しておきたいところです。
本日は1月相場の最終日ですが、思い返してみれば、日経平均株価、TOPIXともに大発会の、
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
01/04 33,193.05 33,299.39 32,693.18 33,288.29 -175.88
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
01/04 2,359.28 2,380.10 2,335.58 2,378.79 +12.40
からは大きく上昇したレベルでの高値もみ合いとなっており、日柄調整をこなしている可能性が高いものと考えられます。
株価指数的にも1月相場はソフトランディングするのではないかと考えています。