おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.59%高の38,333.45と続伸、NASDAQは1.12%高の15,628.05と反発、S&P500は0.76%高の4,927.93と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.076%と6bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.322%と3bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル147.416円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル76.99ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.06%高の4,388.27と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は36,130 △90、CME日経平均先物は36,150 △235となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.21%安と1セクターのみ下落した一方で、CONSUMER CYCLICALが1.37%高、TECHNOLOGYが0.97%高、COMMUNICATION SERVICESが0.89%高となるなど10セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移しているなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

SOX指数も3日ぶりに反発して還ってきていることから、日経平均寄与度の高い値がさ半導体関連銘柄も買われることが想定され、日経平均株価の上昇を牽引しそうです。

 

上値の目途としては、1月22日(Mon.)終値36,546.95円や昨日同様5日移動平均線36,151.70円あたりといったところでしょうか。

 

1月23日(Tue.)終値36,417.57円、ザラバ高値36,984.51円なども考えられますし、節目の36,500円も重要になってきそうです。

 

決算発表では上方修正の方が下方修正よりも多い印象で、EPSの上昇と長期金利の低下からPERの上昇が期待できれば、おのずと上を目指す展開も期待できそうです。

 

一方で、新たに発覚した豊田自動織機の不正問題などトヨタグループの株価の動向やドル安円高基調で推移しているドル円など懸念材料も見られ、上値を抑える要因となることが考えられそうです。

 

日経平均株価の想定レンジは、36,000円から36,500円あたりを想定しています。