こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは反落、東証グロース市場250指数は3日ぶりに反落、東証REIT指数は4日ぶりに反発しました。

 

 

昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどが好感される一方で、SOX指数が反落して還ってきていることから、これまで上昇をけん引してきた指数寄与度の高い値がさ半導体関連銘柄が売られ、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きました。

 

その後は下げ幅を縮める場面も見られましたが、週末と言うこともあり一日を通して売り物がちの展開となり、大引けにかけてさらに売られ、日経平均株価やTOPIXは本日の安値圏で取引を終えました。

 

高値圏で週末をまたぎ、さらに来週FOMCを控えているとなれば、警戒感から売り物がちの展開となるのも道理で、幅広い銘柄に売りが広がりましたが、決算の良い銘柄は買われるなどポジション調整程度の下落でした。

 

日経平均株価、TOPIXともに週足では高値圏で陰の上髭坊主が出ており、この後の動向にも注意が必要ですが、一旦調整モードに突入したかもしれません。

 

値がさ半導体関連銘柄が上げ下げが日経平均株価の振幅を増幅して、双方向にダイナミックに動くため、日経平均株価が500円幅で動いても他の銘柄にそこまで影響が及びにくくはなりましたが、高PER銘柄よりは低バリュエーション銘柄の方が変動リスクは当たり前ですが小さくこういった下落場面でも下値不安が少ない気がします。

 

来週は週前半に1月権利付き最終売買日、月末、FOMCなど需給、ファンダメンタルズに影響を及ぼす日程が重なり、さらに決算発表が続くため個別銘柄、業種、全体相場も大きく動くかもしれません。

 

特に1月は月初から海外投資家が3週連続で買い越しており、1月第4週、そして月末の1月第5週の売買動向に注目しないわけにはいきません。

 

昨年はまさに年度変わりとなる3月最終週から海外投資家の買いが加速し、あの急騰相場の下地となったことから、今年の相場を占う意味でも売買動向に注目したいと思います。

 

また、個人は昨年12月第2週から6週連続で売り越しており、大発会からの上昇相場に出遅れている可能性が高いのではないかと考えられます。

 

本日の日経平均株価35,000円台後半は長い目で見ても高値に位置しており、今後も個人の売買動向が変わらなければ需給面で上値を抑える要因となりそうです。

 

昨年は誰でも投資資金を増やせる何年かに一度のボーナスイヤーとなりましたが、高値圏に到達したのか、あるいは通過点なのか、で解釈が大きく変わり投資行動もそれに伴って真逆の選択をせざるを得ないため、難しい選択を迫られそうです。

 

自分が長期で投資するのか、あるいは短期で投資するのかで、買い増しと損切りの真逆の戦略を採らなければならないため、予め戦略を決めたうえで投資しなければ、資金、メンタルともにもたないかもしれません。

 

来週で1月が終わるため、戦略を見直したり、現状確認する意味でもいいマイルストーンとなりそうです。

 

日経平均 35,751.07 ▼485.40(-1.34%)

 

TOPIX      2,497.65 ▼34.27(-1.35%)

 

売買代金(東証プライム) 4,501,894百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  129.21 値上がり銘柄数  322  値下がり銘柄数  1,294

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。