おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.64%高の38,049.13と3日ぶりに反発、NASDAQは0.18%高の15,510.50と6日続伸、S&P500は0.53%高の4,894.16と6日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.120%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.299%と9bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル147.645円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル77.10ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.25%安の4,472.26と6日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は36,050 ▼170、CME日経平均先物は36,020 ▼225となっています。

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER CYCLICALが1.05%安、HEALTHCAREが0.23%安と2セクターが下落した一方で、ENERGYが2.23%高、COMMUNICATION SERVICESが1.84%高、UTILITIESが1.79%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどが好感される一方で、SOX指数が反落して還ってきていることから、これまで上昇をけん引してきた指数寄与度の高い値がさ半導体関連銘柄が売られ、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

今週も堅調な推移を続けている東京株式市場ですが、高値警戒感が出始めてもおかしくない水準であることも確かで、本日は週末と言うこともあり、ポジション調整やヘッジ目的の売り需要に押されそうです。

 

一方で、昨日同様に国内要因で大きく売られる材料に乏しく、本日引け後から本格化する決算発表に対する期待感も高く、下値を支える要因となりそうです。

 

下値の目途としては昨日同様、2024年1月限の日経平均株価とTOPIXのSQ値36,025.97円、2,513.46pt、日経平均株価、TOPIXそれぞれ36,000円、2,510ptあたりが意識されそうです。

 

昨日は日経平均株価やTOPIXは一日を通してマイナス圏で推移する時間帯が多かった一方で、小型株を中心に多くの銘柄がプラス圏で推移するちぐはぐな展開で、東証グロース市場も東証プライム市場に比べるとアウトパフォームしている印象でした。

 

ようやく新NISA効果が現れているのか、国内勢が押したところでは買いを入れているのかどうかは分かりませんが、本日も底堅い展開を期待したいところです。