おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.54%高の37,468.61と4日ぶりに反発、NASDAQは1.35%高の15,055.65と3日ぶりに反発、S&P500は0.88%高の4,780.94と3日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.147%と4bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.354%と1p低下しました。

 

ドル円は、1ドル148.133円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.85ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、3.36%高の4,206.52と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は36,070 △480、CME日経平均先物は36,070 △570となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.05%安、REAL ESTATEが0.61%安、ENERGYが0.22%安となるなど4セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが2.03%高、COMMUNICATION SERVICESが1.38%高、INDUSTRIALSが1.34%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移しているなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

今週JPXから発表された先週末時点の信用取引残高は大幅に改善、先週の投資部門別売買動向では東証プライム市場では海外投資家が大幅に買い越す一方で個人が大幅に売り越すなど、日経平均株価やTOPIXが大きく上昇する中、手口と言うほどではありませんがそれぞれの投資家の背景みたいなものが垣間見れるデータの開示が相次いて報告されています。

 

一般的に個人はトレンドに掉さす逆張りスタンスの投資行動を採ることが多いため、相場に割り負けることが多いわけですが、データもそうした投資行動を裏付けているようです。

 

これからもこうしたトレンドが継続するかもしれませんし、短期的には反転するかもしれませんが、長期投資家にとってはどちらに転んでも特に投資行動が変わるわけではないので様子見と言ったところではないでしょうか。

 

さて、一昨日は上海証券取引所のごたごたがトリガーとなり急速反転した相場ですが、仕切り直しとなる可能性がある本日はどういった動きを見せるか注目が集まりそうです。

 

週末と言うこともあり、ヘッジ売りやポジション調整の売買が中心となりそうですが、日経平均株価で35,634.12円、TOPIXで2,499.21pt、2024年1月限の日経平均株価とTOPIXのSQ値36,025.97円、2,513.46ptあたりが終値の目途として意識されそうです。