おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.31%安の37,592.98と3日ぶりに反落、NASDAQは0.02%高の14,972.76と6日続伸、S&P500は0.08%高の4,783.83と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、3.944%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.146%と10p低下しました。

 

ドル円は、1ドル144.916円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル72.76ドルとほぼ変わらずでした。

 

SOX指数は、0.38%安の4,052.42と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は35,540 ▼70、CME日経平均先物は35,545 △340となっています。

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER CYCLICALが1.05%安、HEALTHCAREが0.29%安、FINANCIALSが0.23%安となるなど4セクターが下落した一方で、ENERGYが1.26%高、REAL ESTATEが0.78%高、COMMUNICATION SERVICESが0.62%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り交じる中、日経平均株価は先週末終値近辺で寄り付きそうです。

 

先週はSQ絡みの展開色が強く先物主導で指数先行の流れが週末まで続き、日経平均株価、TOPIXともにザラバ、終値ともに昨年末来高値を更新して取引を終えました。

 

しかし、ほとんどの銘柄がそういった株価指数の上昇についていけていないというのが現状のようで、中には大発会の終値を割り込んでいる銘柄も散見されるなど優勝劣敗の展開となっています。

 

ざっくり言えば、高PERの日経平均採用銘柄などがアウトパフォームする一方で、低バリュエーションの指数寄与度の低い小型株がアンダーパフォームした一週間だったと言えそうです(特に週後半はそういった特色が色濃くでました)。

 

ただ、短期的に見て劣後しているだけで全体的に上昇基調であることには間違いがなく、昨年の上昇起点からみるなど視野を広げてみれば十分なパフォーマンスを維持しているとも言えます。

 

マイナーSQを通過したことで先物絡みの取引は一旦落ち着きを見せるものと思われ、今週はいよいよ現物市場で本当の意味での新年相場が始まるのではないかと考えています。