おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.45%高の37,695.73と反発、NASDAQは0.75%高の14,969.65と4日続伸、S&P500は0.57%安の4,783.45と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.030%と2bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.360%とほぼ変わらずでした。

 

ドル円は、1ドル145.669円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル71.32ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.39%安の4,048.84と4日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は34,860 △410、CME日経平均先物は34,940 △1,055となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが1.01%安、BASIC MATERIALSが0.17%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.13%安となるなど4セクターが下落した一方で、COMMUNICATION SERVICESが1.17%高、TECHNOLOGYが1.00%高、CONSUMER CYCLICALが0.98%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

明日のマイナーSQを前に昨日日経平均株価は節目を上抜けたことで指数先行で上昇しましたが、昨晩の大証ナイトの日経平均先物も大きく上昇して還ってきており、急激な上昇による損失覚悟の反対売買も巻き込み連日の上昇が見込まれます。

 

しかし、昨日の東証プライム市場では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数の2倍程度で、東証スタンダード市場や東証グロース市場では値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がほぼ同数と、個別銘柄においてはそれほど恩恵を受けたという感じではなかったようです。

 

指数先行で個別銘柄が置いてけぼりをくらう展開が続くのか、あるいは昨日とは違い個別銘柄にもトリクルダウンの展開が訪れるのか、注目したいと思います。

 

SQ値算出日の前日ということで大勢は決しているとはいえ、先物主導の乱高下はあり得るとの認識でいる方がよさそうですが、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移する流れが再び出てきたことでEPSの改善期待から海外売上高比率の高い指数寄与度の低い低バリュエーション銘柄がどう反応するかにも注目したいと思います。