おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。
NYダウは0.43%高の37,545.33と反発、NASDAQは0.54%高の15,074.57と3日続伸、S&P500は0.42%高の4,774.75と3日続伸しました。
米国債10年物利回りは、3.897%とほぼ変わらずでした。米国債2年物利回りは、4.356%と3bp上昇しました。
ドル円は、1ドル142.423円とドル高円安基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル75.43ドルと上昇しました。
SOX指数は、1.81%高の4,207.45と3日続伸しました。
大証ナイトの日経平均先物は33,430 △210、CME日経平均先物は33,430 △160となっています。
S&P500セクター別では、ENERGYが0.87%高、REAL ESTATEが0.78%高、INDUSTRIALSが0.73%高となるなど全11セクターが上昇しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって帰ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。
米国株式市場が上値追いの展開となる中、昨日まで日経平均株価やTOPIXは3連騰とキャッチアップする動きをみせてはいますが、基本的には年始年末を控え見送りムードの強い展開となっていた東京株式市場が薄商いのなか、動意づく展開となるかどうかに注目が集まりそうです。
また、本日は12月本決算、6月中間決算企業の権利付き最終売買日であることや、今年のパフォーマンスが確定する最終売買日であることもあり、商いも膨らむ可能性が高いものと考えています。
昨日発表された先週末時点における信用取引残高では、前の週末比で信用買残高、信用売残高ともに減少していることが確認されました。
年末を控えポジション調整に動いたのではないかと思います。
需給的にはほぼニュートラルですが、信用買残高が2007年8月以来16年ぶりの高水準だった10月第3週や12月第1週からすると信用取組の改善傾向は進んでおり、若干ですが上値追いの材料の一つとなりうる可能性があります。
クリスマス休暇明けの米国株式市場の動向が東京株式市場のセンチメント改善に寄与するかどうかに注目したいと思います。