おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは1.27%安の37,082.00と10日ぶりに反落、NASDAQは1.50%安の14,777.94と10日ぶりに反落、S&P500は1.47%安の4,698.35と3日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.853%と8bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.340%と10bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル143.492円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.82ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、2.86%安の4,007.66と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は33,050 ▼550、CME日経平均先物は33,140 ▼190となっています。

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER DEFENSIVEが2.02%安、UTILITIESが1.98%安、CONSUMER CYCLICALが1.74%安となるなど全11セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移で推移していることなどを嫌気して、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

一昨晩までNYダウやNASDAQが9連騰とそろそろ連騰記録が途切れてもおかしくはなかったので来るべき時が来た、という感じですが、日経平均株価が昨日時点でバブル崩壊後の高値を更新できる位置にいたため、タイミングが悪かったとしか言いようがない感じです。

 

これまで米国株式市場が9連騰する中でも素直にキャッチアップしてこなかったことから、デカップリングの動きが出てもおかしくはないかもしれませんが、これまでの経験上下げ局面には追従することが多いため、本日は高値圏での耐久力を試される日だと考えておいた方が良さそうです。

 

早速梯子が外された形となりましたが、警戒感を持っていた投資家も多かったものと考えられ、東京株式市場も過熱感もなく(昨日もそれなりに下落する銘柄も多かったことや騰落レシオもニュートラルゾーンであることなど)推移してきたため、継続的な調整局面への移行は今のところ考えていません。