おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.68%高の37,557.92と9日続伸、NASDAQは0.66%高の15,003.22と9日続伸、S&P500は0.59%高の4,768.37と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、3.931%とほぼ変わらずでした。米国債2年物利回りは、4.442%と1bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル143.835円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.58ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.53%高の4,125.56と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は33,320 △190、CME日経平均先物は33,365 △645となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが1.22%高、COMMUNICATION SERVICESが0.92%高、BASIC MATERIALSが0.91%高となるなど全11セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は上昇して寄り付きそうです。

 

良好な外部環境に加え、昨日日銀金融政策決定会合を無事通過し、ドル円もドル安円高も一服感が見られることで、素直に米国株式市場にキャッチアップする下地は整ったのではないかと考えています。

 

しかし、NYダウが9連騰で過去最高値、NASDAQが9連騰で年初来高値、S&P500が続伸で年初来高値を更新する中過熱感も感じられ、いつ梯子を外されるかを警戒しながらの恐る恐るの上値追いとなるかもしれません。

 

日経平均株価は年初来高値の11月高値、TOPIXは11月高値を目指した後年初来高値水準の9月高値を目指す動きとなることが期待されますが、半身で構えるくらいの慎重なスタンスの方がいいかもしれません。

 

昨日発表された先週の信用取引残高から需給の改善が見られたうえ、ファンダメンタル要因の不安要素もなくなった今後の東京株式市場に注目が集まりそうです。