こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。
日経平均株価、TOPIX、東証グロース市場250指数は続落、東証REIT指数は4日ぶりに反落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを嫌気して、調整含みの展開となりそうです。
ただ、寄り付き後しばらくは日経平均株価やTOPIXはプラス圏での推移をみせるなど先高期待を持たせる場面もありました。
また、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数は軟調でしたが、東証小型株指数がほぼ一日を通してプラス圏で推移するなど、物色対象が広がりを見せており、昨日同様に株価指数は軟調なものの、相場全体で見てみると、堅調な推移を見せており、森を見ず木を見る相場が継続しているようです。
しまむらが2006年以来、西松屋チェーンが2007年以来の高値をとってくるなどドル安円高場面では円高メリット銘柄にも資金が流入していることなど、資金循環が効いていることも感じられ、こうした動きからも先高期待を持たせる動きにつながっている面もあるのかもしれません。
さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2023/11/17申込み現在)」が発表されました。
まず、先週11月第3週(11/13~11/17)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
11/27 33,710.03 33,811.41 33,397.04 33,447.67 -177.86
11/24 33,752.05 33,817.86 33,622.57 33,625.53 +173.70
11/22 33,182.99 33,593.50 33,182.99 33,451.83 +97.69
11/21 33,453.15 33,460.32 33,254.73 33,354.14 -33.89
11/20 33,559.62 33,853.46 33,352.69 33,388.03 -197.17
11/17 33,344.85 33,599.63 33,263.67 33,585.20 +160.79
先週は、カレンダー上は日米ともに木曜日が祝日のため休場と相場の方向感が出にくいうえ、ドル円がドル安円高基調で推移していたことや、米国株式市場で主要3指数が方向感のない動きだったこともあり、日経平均株価は月曜日にバブル崩壊後のザラバ高値を更新しましたが、その後は週末まで膠着状態となりました。
そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。
信用買残高は496億円(前の週比1.32%)増加して3兆8,057億円、信用売残高は616億円(前の週比7.24%)増加して9,134億円となっています。
10月第4週まで2007年8月以来およそ16年ぶりの高水準を更新し続けていた信用買残高も、11月に入り相場が堅調な推移となるなか、11月第4週は増加したものの4週累計では金額ベースで2,000億円を超える改善を見せています。
一方で、信用売残高は11月第2週から一貫して増加しており、累計で2,000億円を超えています。
信用取組は短期間で大きく改善していることは注目に値しそうです。
昨日、本日と方向感がないながらも日経平均株価は33,000円台前半で底堅く推移しており、今週も堅調な展開となればさらにこの傾向が継続することが見込まれ、需給に対する懸念が和らぐことになりそうです。
日経平均 33,408.39 ▼39.28(-0.12%)
TOPIX 2,376.71 ▼5.05(-0.21%)
売買代金(東証プライム) 3,346,292(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 117.21 値上がり銘柄数 971 値下がり銘柄数 635
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。