こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。
日経平均株価、TOPIX、東証REIT指数、東証マザーズ指数は反落しました。
本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開だったもののNYダウが3月以来の安値で取引を終えるなど調整色の強い展開だったことを嫌気して、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きました。
寄り付き後しばらくはプラス圏で推移する銘柄も散見されましたが、日経平均株価やTOPIXが下げ幅を広げるにつれ時間とともにそうした銘柄の多くがマイナス圏に沈む動きが続き、日経平均株価、TOPIXともに大きく反落、東証プライム市場の8割を超える銘柄がマイナスのまま取引を終えました。
10月相場も明日で終わりますが、恐らく日経平均株価は4ヶ月連続のマイナス、TOPIXは2ヶ月連続のマイナスで着地しそうです。
明後日からは11月相場、一般的には配当金が12月にかけて一年で多く入る月になります。
2,8月期決算銘柄、3,9月期決算銘柄の配当金が入るため一年で2番目にインカムで潤うシーズンインとなります。
私のようなインカムゲイン主体の長期投資家にとっては、年初に計画したキャッシュフローの多寡などで進捗状況の把握による予実管理、来年の計画を立てる土台となるデータがほぼ確定する大事な残り2ヶ月の始まりとなります。
今年はインカム、キャピタルともに計画以上で着地しそうです。
キャピタルはもちろん株式の売買の利益から損失をひいた実額で、評価益の増加分は加味していません。
評価益から評価損をひいた評価損益の方は、残り2ヶ月で相場が調整しても今年の全体相場の好調さに乗って昨年末比プラスで年末を迎えそうです。
評価損益はボラティリティが高く計画線に乗せるのは難しい(今年はたまたま前半で大きな貯金ができているため恐らくプラスで着地するだろうと言えますが、相場動向によっては大きなマイナスで着地することもありうる)ですが、インカムはボラティリティが低く予実管理がしやすいメリットがあります。
また、今年のキャピタルゲインが多すぎると来年のパフォーマンスを下げる可能性が高いというデメリットもあります(ただし、源泉徴収なしの総合口座の場合)。
所得税、住民税、健康保険税などで、前年高額年俸だったスポーツ選手がいきなり自由契約になった場合などが陥りやすい例として知られています。
つまり、税制面なども考えて今年のパフォーマンスを計画しないと来年の計画に大きな影響を与えてしまいます(12月に節税売りが多いのはこのため)。
もともと長期投資家はリスク(この場合はボラティリティと同義)を嫌うので、キャピタルもインカム同様平準化します。
儲け過ぎも実はよくないわけです。
現在の下落傾向はキャピタルを平準する意味では、いい機会ではないかと捉えて対処すればいいのではないかと思います。
日経平均 30,696.96 ▼294.73(-0.95%)
TOPIX 2,231.24 ▼23.41(-1.04%)
売買代金(東証プライム) 5,667,449(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 79.29 値上がり銘柄数 206 値下がり銘柄数 1,426
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。