おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは1.12%安の32,417.59と3日続落、NASDAQは0.38%高の12,643.01と3日ぶりに反発、S&P500は0.48%安の4,117.37と3日続落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.845%とほぼ変わらずでした。米国債2年物利回りは、5.015%と3bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル149.644円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル85.16ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.21%高の3,227.09と3日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は30,600 ▼440、CME日経平均先物は30,610 △25となっています。

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER CYCLICALが1.70%高、TECHNOLOGYが0.58%高、COMMUNICATION SERVICESが0.09%高となるなど4セクターが上昇した一方で、ENERGYが2.30%安、FINANCIALが1.86%安、UTILITIESが1.81%安となるなど7セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開だったもののNYダウが3月以来の安値で取引を終えるなど調整色の強い展開だったことを嫌気して、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

先週末米国株価指数先物の上昇で米国株式市場の反発を先取りして東京株式市場も買戻しの動きが強まり自律反発していたことから、実際の相場の行方を見て再び売り圧力に晒されそうです。

 

ただ、金融政策の違いなどから相場のフェーズが日米で異なっているため、単純に連動すると考える向きもあまりいないものと考えられるので、今週予定されている両国の金融政策を決める会議を前に一方向にポジションを傾けることもなさそうです。

 

調整色の強かった今月も残すところ2営業日となりましたが、今のところ日経平均株価が明確に30,000円を割り込んだわけではないこともあり、依然として先高期待があることや、ポートフォリオに占める銘柄如何によっては株価指数ほどにはポートフォリオが痛んでいない、あるいは逆に先月末比プラスで推移している投資家も一定数いるものと思われ、売りが売りを呼ぶような展開も考えづらいことから、月末の着地点も妥当な線で決着しそうです。