こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数、東証REIT指数は3日続落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことを嫌気して、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付いた後は、先週末のヘッジ売りやポジション調整の反対売買などで下げ幅を縮める場面も見られましたが、前場引け、大引けにまとまった売り物が入るなど売り物が断続的に入り、日経平均株価は本日の安値圏、TOPIXは安値引けとなりました。

 

日経平均株価は31,000円の大台を割れて取引を終えるなど、再度30,000円台半ばのネックラインを試す展開となっており、需給、ファンダメンタル、テクニカルと買い材料に乏しい現状では、売り物がちの展開も致し方なし、といったところです。

 

日本の長期金利も1%の上限に向けて上昇している中、株式の相対的な割高感がPERの低下を通じて意識されてきており、今後もダウントレンド入りを意識した値動きが続く可能性が高まってきています。

 

また、長期金利が上昇してきたことで株式全般の投資妙味が低下してきたことから、本日も高PER銘柄にとどまらず低バリュエーション銘柄も売られる展開となったことも最近の傾向として意識しておいた方がいいかもしれません。

 

高PER銘柄中心の新興市場では東証マザーズ指数が年初来安値を更新したり、直近IPO4銘柄が公開価格割れとなるなど、それでも低バリュエーション銘柄の相対的な値持ちはいい方なのかもしれませんが、東証PBR改善要請や脱デフレを材料に買った向きには厳しい現状と言えるそうです。

 

低バリュエーション銘柄も直近で人気化したことで、信用取組が悪化するなど需給は悪化傾向を示しており、短期的にはそういった銘柄も上値が重い展開が続くものと考えられ、株主還元策の改善を伴う業績修正でもなければEPSの上昇だけでは株式市場もいい反応を示さなくなっているようです(例えば、本日の東京製鐵など)。

 

とは言え、短期投資家にとっては値動きそのものが収益機会と言えるため、上下どちらに動こうがかまわないわけで、好決算だからと言って下がってもそれはそれでチャンスなのでしょう。

 

長期投資家にとってはノイズでしかない決算プレーですが、短期投資家にとってはリスクアワードをプラスに維持し利益を積み上げていくためには損切りも必須であるため、損切りを躊躇したり無計画に難平するような中途半端な売買は傷口を広げる原因となるなど、投資方針の違いでやるべきことも異なってくるため、自分の投資スタイルを点検するにはいい機会でもあると言えそうです。

 

日経平均 30,999.55 ▼259.81(-0.83%)

 

TOPIX      2,238.81 ▼16.84(-0.75%)

 

売買代金(東証プライム) 2,879,201(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  75.06  値上がり銘柄数  265  値下がり銘柄数  1,358

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。