おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。
NYダウは0.98%安の33,665.08と4日ぶりに反落、NASDAQは1.62%安の13,314.30と続落、S&P500は1.34%安の4,314.60と続落しました。
米国債10年物利回りは、4.915%と8bp上昇しました。米国債2年物利回りは、5.220%と1bp上昇しました。
ドル円は、1ドル149.840円とドル高円安基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル87.22ドルと上昇しました。
SOX指数は、1.76%安の3,413.45と続落しました。
大証ナイトの日経平均先物は31,640 ▼400、CME日経平均先物は31,640 ▼470となっています。
S&P500セクター別では、ENERGYが0.93%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.39%高と2セクターが上昇した一方で、BASIC MATERIALSが2.58%安、INDUSTRIALSが2.43%安、CONSUMER CYCLICALが2.33%安となるなど9セクターが下落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことを嫌気して、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で大きく下落して寄り付きそうです。
日経平均株価は再度30,500円をうかがう展開となる可能性が高まってきましたが、まずは転換線や節目の31,500円あたりの攻防となりそうで、このあたりで膠着状態となりそうです。
TOPIXは寄り付きからあっさりと転換線を割り込んできそうで、こちらは調整色が強まりそうです。
ドル円がドル高円安基調で推移していることだけが海外売上高比率の高い銘柄の支援材料と言えそうで、昨日同様木を見て森を見ない相場展開となるのかどうかに注目が集まりそうです。
東京株式市場ではマクロ情勢の悪化による影響が強いか、あるいは円安効果による業績修正期待によるミクロ要因が強いかと言ったプラスマイナス両面が考えられるため、10月後半に入ったこの時期は株式を買うにせよ、売るにせよ難しい判断を迫られそうです。