おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.93%高の33,984.54と続伸、NASDAQは1.20%高の13,467.98と3日ぶりに反発、S&P500は1.06%高の4,373.63と3日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.721%と11bp上昇しました。米国債2年物利回りは、5.101%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル149.560円とほぼ変わらずで推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル85.55ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.43%高の3,502.51と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は31,990 △310、CME日経平均先物は31,960 △75となっています。

 

 

S&P500セクター別では、CONSUMER CYCLICALが1.65%高、COMMUNICATION SERVICESが1.47%高、INDUSTRIALSが1.05%高となるなど全11セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調での推移を維持していることを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

マクロ環境では株式を積極的に買う理由が見当たりませんが、米国株式市場では好決算を期待した先回り買いが入り始めていることもあり、東京株式市場でも同様の展開となることが期待されます。

 

個別銘柄をはじめ弱気サインが相次ぐ日経平均株価やTOPIXの日足チャートや一目均衡表からも、現時点では反発局面を迎えても短期で終わる可能性を示唆していますが、地政学的リスクの収束が見え始めれば、商品市況の落ち着きを通してインフレ圧力が弱まり、過度の悲観論も後退することが期待されるため、難しい判断を迫られる場面と言えそうです。

 

長期投資家にとってはノイズでしかないのですが、どちらに振れてもいいようにポートフォリオを構築しておきたいところです。