おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは1.14%安の33.618.88と反落、NASDAQは1.57%安の13,063.61と反落、S&P500は1.47%安の4,273.53と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.550%と1bp上昇しました。米国債2年物利回りは、5.134%と1bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル149.050円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル90.54ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.77%安の3,329.62と3日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は31,900 ▼180、CME日経平均先物は31,905 ▼560となっています(権利付き最終売買日までは、概算で+225の補正が必要)。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが3.05%安、CONSUMER CYCLICALが2.03%安、REAL ESTATEが1.78%安となるなど全11セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移するなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの(+225円の補正後の)日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきていた昨日東京株式市場は先行して下落していたこともあり、本日下落は限定的となることが想定されますが、日経平均株価は32,000円を維持できるかどうかの瀬戸際となりそうです。

 

昨日のIPO2銘柄がかなり不調だったことで投資家心理を冷え込ませたことや、先週末の信用買残高が2007年8月以来およそ16年ぶりの水準だった8月第1週以来の高水準まで増加しており需給悪化が懸念されるなど、先行きに対する不安材料も多く、権利付き最終売買日となる本日、配当取りの買い需要がどこまで下支えできるかに注目しています。

 

本日は、3月中間決算、9月本決算銘柄の権利付き最終売買日ですので、貸株設定などで名義が証券会社になる設定をしている場合は、貸株の設定を一時的にでも外すなどしておかなければ、優待がなくなったり配当金が「配当金相当額」として入金されるため、来年の確定申告時に「雑収入」として扱われるため「配当控除」が適用されないなどの不都合が生じる可能性があるため注意しておきたいところです。