おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.20%安の34,575.53と続落、NASDAQは0.29%高の13,813.59と反発、S&P500は0.12%高の4,467.44と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.255%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.971%と5bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル147.357円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル88.76ドルとほぼ変わらずでした。

 

SOX指数は、0.55%高の3,560.46と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は32,650 △200、CME日経平均先物は32,635 △50となっています(権利付き最終売買日までは、概算で+225の補正が必要)。

 

 

S&P500セクター別では、REAL ESTATEが1.03%安、ENERGYが0.76%安、INDUSTRIALSが0.67%安となるなど5セクターが下落した一方で、UTILITIESが1.21%高、CONSUMER CYCLICALが0.90%高、COMMUNICATION SERVICESが0.40%高となるなど6セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨晩米労働省が発表した8月米CPIは、総合で前年比3.7%上昇と市場予想の3.6%を上回った一方で、変動の大きな食品とエネルギーを除いたコアは前年比4.3%上昇と市場予想と一致し、前月の4.7%から大きく減速し、2021年9月以来の低さとなりました。

 

インフレの減速基調が確認されたことで、来週(9/19,20)に開催されるFOMCで政策金利を据え置く可能性が高まったことで、米長短期金利が低下したことを受け、株式の買い戻しを誘いました。

 

ただ、主要3指数は取引時間中のほとんどの時間プラス圏で推移したものの、ダウはマイナス、NASDAQとS&P500はプラスとまちまちの展開で方向感に欠ける展開でした。

 

昨日同じように方向感に欠ける展開となった東京株式市場は、警戒されていた8月米CPIの発表を受け米長短期金利が低下したことや、それにもかかわらずドル円がドル高円安基調で推移していることで、海外売上高比率の高い銘柄を中心に買戻しの動きが強まりそうです。

 

昨日の気迷い相場から一転して、上昇基調に回帰し、日経平均株価が33,000円を目指す動きとなるかどうかに注目が集まりそうです。