おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.22%高の34,576.59と続伸、NASDAQは0.09%高の13,761.53と5日ぶりに反発、S&P500は0.14%高の4,457.49と4日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.260%と1bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.989%と3bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル147.818円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル87.23ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.45%安の3,565.99と3日続落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は32,510 △90、CME日経平均先物は32,520 ▼150となっています(権利付き最終売買日までは、概算で+225の補正が必要)。

 

 

S&P500セクター別では、REAL ESTATEが0.63%安、INDUSTRIALSが0.46%安、HEALTHCAREが0.04%安と3セクターが下落した一方で、ENERGYが0.97%高、UTILITIESが0.96%高、COMMUNICATION SERVICESが0.35%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

先週末、iPhoneなど海外製品の業務利用を禁止した中国と米国の対立への警戒感や週末特有の持ち高調整もあり下落していたこともあり、週末の米国株式市場がひとまず上昇して還ってきたことで、反対売買も手伝い堅調な立ち上がりとなりそうです。

 

先週は週前半に上昇し、週後半にかけて軟調な展開となる「往って来い」の相場展開となりました。

 

しかし、頂点ではTOPIXが33年ぶりの高値を更新するなど、上昇トレンドは継続中と考えられ、調整一巡後は再び高値を試しに行く展開となることを想定しています。

 

ただ、TOPIXが高値水準を付けた後、上値追いの展開となるのか、短期レンジ相場に移行するのか、あるいは過熱感から短期ダブルトップの形成後ネックラインを割り込んで調整色の強い展開となるのかは、今後の展開次第と言えそうです。

 

いずれにせよ、カギを握るのは「産業のコメ」半導体関連銘柄と考えていますので、東エレク、アドテスト、レーザーテクなど日経平均採用(レーザーテクは10月から組み入れ)値がさ銘柄などの動向に注目しています。