こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは5日ぶりに反落、東証マザーズ指数は反発、東証REIT指数は4日続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことを受け、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物などにさや寄せする形で大幅に下落して寄り付いた後は、一旦下げ幅を縮める場面も見られましたが、すぐに売りなおされると週末と言うこともあり、買い意欲に乏しく下値を切り下げる展開となり、大引け前に一時700円を超える下げ幅を記録するなど軟調な地合いのまま大引けを迎えました。

 

エヌビディアが時間外で一時10%以上上昇するなど大幅に上昇していたことで、昨日は日経平均採用値がさ半導体関連銘柄が上昇を牽引していたいましたが、昨晩は0.1%高で取引を終えたことやSOX指数が大幅に下落したことなどを受け、東エレクやアドテストなど前日買わていた半導体関連銘柄が急落したこともあり、本日の日経平均株価の大幅安に寄与しました。

 

一方で、昨日の上昇場面であまり恩恵を受けなかった低バリュエーション銘柄は、寄り付き直後に本日の安値を付け切り返す銘柄も多くみられ、日経平均株価が大引けにかけて下げ幅を拡大する場面でも堅調な展開となる銘柄も一定数見られました。

 

相対的に小型銘柄が堅調で、東証マザーズ指数が上昇するなど新興市場に値上がりする銘柄が多く、東証プライム市場でも前場寄り付き直後は値上がり銘柄数が100未満でしたが、大引けでは621銘柄が値上がりして取引を終えるなど、日経平均株価の大幅下落から感じられるほど市場のセンチメントは悪くなかったように思われます。

 

昨年は、ジャクソンホール・シンポジウムにおけるパウエルFRB議長の10分にも満たない講演内容を巡って、当初は乱高下していた米株主要3指数でしたが、取引終盤にかけて売りが売りを呼ぶ展開となり、S&P500(3.37%安)は安値引け、NYダウ(3.03%安)とNASDAQ(3.94%安)も安値に近い水準で取引を終了しました。

 

無風通過がコンセンサスだったことから、ジャクソンホール・シンポジウムでパウエルFRB議長が、インフレを抑制するために高金利を維持する可能性が高いことを示唆する内容のタカ派発言をしたことで、大荒れとなったトラウマがあるのかもしれません。

 

であるならば、昨晩の米国株式市場、そして本日の東京株式市場を含めたアジア市場は警戒感から先行して下落したことになり、今年は無風通過となる可能性が高そうです。

 

一段の下押しがあったとしても軽微なものになりそうです。

 

ちなみに、昨年のジャクソンホール・シンポジウム後の日経平均株価は、先週末比762.42円安(-2.66%)となる27,878.96円で引け、TOPIXも35.49pt安(-1.79%)となる1,944.10ptで引けています。

 

日経平均 31,624.28 ▼662.93(-2.05%)

 

TOPIX      2,266.40  ▼20.19(-0.88%)

 

売買代金(東証プライム) 2,798,767(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  109.07  値上がり銘柄数  621  値下がり銘柄数  1,128

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。