おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。
NYダウは0.08%高の35,438.07と12日続伸、NASDAQは0.61%高の14,144.56と続伸、S&P500は0.28%高の4,567.46と3日続伸しました。
米国債10年物利回りは、3.897%と2bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.879%と5bp低下しました。
ドル円は、1ドル140.964円とドル安円高基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル79.30ドルと上昇しました。
SOX指数は、1.70%高の3,755.27と反発しました。
大証ナイトの日経平均先物は32,620 ▼20、CME日経平均先物は32,595 ▼120となっています。
S&P500セクター別では、REAL ESTATEが0.74%安、FINANCIALが0.73%安、CONSUMER CYCLICALが0.23%安となるなど6セクターが下落した一方で、BASIC MATERIALSが1.76%高、TECHNOLOGYが1.19%高、ENERGYが0.57%高となるなど5セクターが上昇しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなどを受け、日経平均株価、TOPIXともに方向感のない展開となることが想定されます。
日経平均株価は5日移動平均線32,614.85円と25日移動平均線32,810.26円に挟まれた狭いレンジでの値動きが最近続いており、特段大きな材料がない本日はその範囲内で方向感のない展開となる可能性が高そうです。
FOMCやECB理事会、日銀金融政策決定会合などの結果待ちで、ドル円やユーロ円なども今週に入ってからは円高基調で推移するなど円安の流れが反転してきていることで、海外売上高比率の高い銘柄にはネガティブ要因となりそうです。
一方で、SOX指数が大きく反発したことは、半導体関連銘柄にとっては好材料と言えそうで、東エレクやアドテストなどの日経平均株価採用の値がさハイテク銘柄が上昇すれば、下値も限定的となりそうです。
月末が近づくにつれ、ポジション調整の売買も増えてくることが懸念される中、中銀の結果待ちで様子見姿勢の投資家が多いものと思われ、ますます膠着感の強い一日となるのではないかと思われます。