おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.14%高の34,509.03と5日続伸、NASDAQは0.18%安の14,113.70と5日ぶりに反落、S&P500は0.10%安の4,505.42と5日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.830%と5bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.768%と13bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル138.792円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル75.27ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.23%安の3,750.41と6日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は32,320 ▼20、CME日経平均先物は32,320 ▼410となっています。

 

 

S&P500セクター別では、HEALTHCAREが1.50%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.35%高、CONSUMER CYCLICALが0.27%高と3セクターが上昇した一方で、ENERGYが2.75%安、FINANCIALが0.68%安、COMMUNICATION SERVICESが0.61%安となるなど8セクターが下落しました。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.22%高の34,585.35と6日続伸、NASDAQは0.93%高の14,244.95と反発、S&P500は0.39%高の4,522.79と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、3.809%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.742%と2bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル138.742円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル74.03ドルと下落しました。

 

SOX指数は、2.32%高の3,837.31と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は32,340 △20、CME日経平均先物は32,340 △20となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.18%安、REAL ESTATEが0.83%安、COMMUNICATION SERVICESが0.65%安となるなど6セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが1.33%高、FINANCIALが1.00%高、INDUSTRIALSが0.42%高となるなど5セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、2営業日分の米国株式市場で主要3指数がトータルでプラスで還ってきたことや外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることを好感し、日経平均株価やTOPIXは上昇して寄り付きそうです。

 

先週の懸念材料の一つであったドル円のドル安円高基調に一服感が出ていることや、3連休を控えてヘッジ売りやポジションを落としていた向きの買い戻しが期待できることなどから、寄り付き後しばらくは堅調な推移となりそうです。

 

ただ、先週と同じように高くなったところで売りなおされる懸念もあることや、一服感が出ているとはいえ一時期と比べれば大幅にドル安円高基調に転換していること、日銀によるYCC撤廃など金融緩和政策の見直しなど、懸念材料も多く反発力が弱い可能性が高そうです。

 

信用取引残高の推移からも需給は良好とは言えず、どこまで上値を伸ばせるのか、あるいは下値模索の展開が継続するのか、微妙な位置にいるため、様子見姿勢の投資家が多くなりそうです。