こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数は3日続落、東証REIT指数は反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、祝日明けの米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、昨日同様大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で日経平均株価は下落して寄り付いた後は、自動車部品株の堅調な動きも見られ昨日同様早い段階で下げ幅を縮める時間帯もありました。

 

しかし、後場に入ると寄り付きから売り一色となり、日経平均株価は一時700円、率にして2%を超える場面もありましたが、引けにかけては短期的な下げで割安感の出てきた銘柄に買い戻しの動きが強まり、日経平均株価、TOPIXともに若干安値から戻した水準で取引を終えました。

 

投資家に人気のあるソシオネクストが需給緩和懸念からストップ安となり、センチメントが悪化したための急落との解説もあるようですが、昨日の急反転の再現を期待した投資家が多く、単に海外の先物や指数の動きが弱かったことで、先物主導で下落したため午前中に買った向きが投げたことで売りに拍車がかかっただけのような気がします。

 

ソシオネクストのような高バリュエーション銘柄に投資している投資家もいるとは思いますが、局地戦の範囲を出ず、相場的にはニュートラルな話題だと思います(新規の売り出しはなく既存株主が売り出すだけで株数は変わらないはず)。

 

しかし、そうした流れが割安銘柄をさらに割安にするのが、株式市場の面白いところで本日も銘柄入れ替えをしました。

 

売った銘柄も必ずしも割高とはいえませんが、買った銘柄との相対比で割安だと思われるため、ペアトレードを進めています(6月30日にも同じ銘柄同士で売買)。

 

手数料の関係で一気に進められないのが歯がゆいのですが、逆にそれが地合いにあった売買をその時々でできるため、メリットでもあるような気がします。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、6月第4週(6/26~6/30)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週6月第4週(6/26~6/30)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

07/03    33,517.60    33,762.81    33,510.55    33,753.33    +564.29
06/30    33,068.36    33,232.89    32,918.77    33,189.04    -45.10
06/29    33,306.84    33,527.98    33,185.20    33,234.14    +40.15
06/28    32,807.84    33,193.99    32,642.87    33,193.99    +655.66
06/27    32,629.96    32,689.10    32,306.99    32,538.33    -160.48
06/26    32,647.08    32,884.73    32,392.72    32,698.81    -82.73
06/23    33,458.35    33,533.47    32,575.56    32,781.54    -483.34

 

先週は、月末のGPIFのリバランスに伴う売り需要や7月上旬に予定されているETFの分配金捻出に伴う売り需要を見越して軟調な展開となるものと思われましたが、6月権利付き売買日にあたる水曜日の前引け引け間際から後場寄り付き後にかけて急速に買戻しの動きが強まり大幅高した後は、週末、月末にかけては日経平均株価は33,000円をキープしたまま週末の取引を終えました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

 

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、海外投資家(3,407億円)、その他法人(1,173億円)、投資信託(793億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(2,180億円)、個人(1,415憶円)、信託銀行(1,365億円)などです。

 

3月第5週(権利確定日、権利落ち日があった週)から6月第2週まで12週連続で現物を買い越していた海外投資家は、6月第3週に13週ぶりに売り越しに転じましたが、先週は再び買い越しに転じてきています。

 

一方で、個人は3月第5週以降、4月第1週、5月第5週、6月第3週のみ買い越していましたが、先週は再び売り越しに転じています。

 

3月第5週以降のそれぞれの売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:9,426億円の買い越し

法人:3兆4,536億円の売り越し(のうち信託銀行が2兆7,072億円の売り越し)

個人:3兆3,850億円の売り越し

海外投資家:6兆2,450億円の買い越し

 

となっており、依然として、

 

証券会社自己売買部門、海外投資家 VS. 信託銀行、個人

 

の勢力図や各投資主体の投資トレンドに大きな変化はないようです。

 

日経平均 32,773.02 ▼565.68(-1.70%)

 

TOPIX      2,277.08  ▼28.95(-1.26%)

 

売買代金(東証プライム) 3,569,803(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  117.55  値上がり銘柄数  318  値下がり銘柄数  1,477

 

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売買結果

 

菱洋エレク 100株(売り3,695)+120,800(平均買い単価2,372)

高島 100株(買い3,480)買い増し(平均買い単価2,794)

 

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本日のトレードの確定損益は、

 

       [  +132,300  -   550 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  +131,750  ]

 

となります。