おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.22%安の33,852.66と反落、NASDAQは0.27%高の13,591.75と続伸、S&P500は0.04%安の4,376.86と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.712%と6bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.714%と5bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル144.356円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル69.22ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.90%安の3,609.48と3日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は33,230 △90、CME日経平均先物は33,240 △440となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが1.02%高、COMMUNICATION SERVICESが0.80%高、CONSUMER CYCLICALが0.25%高となるなど4セクターが上昇した一方で、UTILITIESが1.48%安、BASIC MATERIALSが0.68%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.59%安となるなど7セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開で還ってきたことや外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移してはいるものの小動きであることを受け、日経平均株価やTOPIXなどの主要株価指数は前日比ほぼ変わらずでの寄り付きとなりそうです。

 

本日は権利落ち日にあたるため、日経平均株価で50円程度の下押し要因になりますが、昨日の大幅上昇を受け、モメンタムは上向き加減となっているものと考えられることから、終値で権利落ち分を埋めて上昇することが期待されます。

 

昨日のように先物主導で一気に流れが変わることを考えれば、月末にかけてGPIFなどのリバランス売りなどで需給要因が悪化する懸念以外に、四半期の節目にあたる6月末はファンドなどのお化粧買いも考えられるため、市場への影響は案外イーブンかもしれません。

 

であれば、7月上旬のETFの分配金捻出に伴う換金売りに対しては、実需の買いが入らない限りは需給の悪化要因としてしか認識されないかもしれません。

 

とりあえず本日は昨日の上昇が再上昇の起点となったのか、あるいは単なるあや戻しの範疇だったのかを見るにはいい一日となりそうです。